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Mikako Chinen

LONDON 4 〜英語〜

2016.07.26 21:14

前にお伝えした通り、私は英語が嫌いでした。


学生の時は逃げまくってました。



でも、今勉強してわかったの英語は楽しいという事。



そして、苦手だった私だからこそ、伝えられるものがあるという事。




英語に興味ない方にはつまらない話かも。笑







日本人は小中学と最低でも6年間英語を勉強するのに喋れない。と言われます。




もちろん、英語と日本語の文法が全く違うから理解するのが難しいのもあると思う。



でも、よく考えると子どもは全くの無知からいつの間にか喋れるようになってる。


それは大人や兄弟、テレビなど周りが喋ってるのを聞いてるから。



私は留学を経験して、教える立場(小学校英語教諭資格)になって思うのは、人は聞いた音でないと発声しない。



私が受けてきた学校の英語授業は日本語でした。


『be動詞』だって日本語。

テストの質問も日本語、先生が喋るのも日本語。日本語で英語の授業。全く違うからこそ、比較しながらの勉強は難しい。



語学学校に行って始めて英語で英語の授業を受けた時、『present sentence 』=『現在形』から始まったのだけど、まずプレゼントセンテンスって何やねん。ってなった。



他の国は英語で英語の授業を受けてるから、すんなり頭に入るけど、私にはまずそこからが難問。笑


だって、テストでも『この文の現在形を書け」ってしか出なかったし。笑



(今はもしかしたら変わってるかもしれないけど)


私が受けてきた日本の英語授業、テストでは喋れるようになるのは難しいと感じました。




ただ、私がラッキーだったのは小学生の頃に通った英会話教室。


そこで、ゲームしながら発音の練習(当時はただのゲームと思ってた)が今となっては役に立っていて、私はジャパニーズアクセントが弱い。


Aはエーではなくӕ 。

カタカナでは表せられない。

だって日本語じゃないから。





わたしは記号はわからないけど、『聞いたことのある音だから、発声する事が出来る』

と、個人的に思ってる。



子どもの耳は凄く良くて、大人では分からない「RとL」の違いや「th」の音を聞き分けられるらしい。


その聞き分けが出来て始めて、自分の声として発声出来る。



だから、色んな音(英語だけじゃなくて、音楽でも他の言語でも)を聞く、聞き分けることが大事だという事を身をもって感じました。


今からでも遅くない。

聞くことは発することの第一歩。




それから、これは最近になって思ったこと。『英語を喋れる』ことが大事ではなくて、『伝える、分かる』という事が大事。



伝わるのであれば、間違ってもいい。

分かるのであれば、それでいい。



今わたしはブリティッシュの友達とランゲージエクスチェンジをしていて、日本語を教えながら、英語を習ってます。


彼女の日本語は時々間違ってるけど、でも言いたい事は十分に分かるし、私の間違った英語も伝わってる。


共感や反感、相手の反応でコミュニケーションが取れてる事がわかる。


伝わってなかったり、意味がわからない時はお互い直しあう。



教えながら、教わることで得たものは大きい。




わたしは日本人だから、一生かけてもネイティヴにはなれない。でも近づく努力は出来る。その努力の一歩としてまずはコミュニケーションを取ること。喋れるようになるのはその後についてくると願ってる。笑




長くなりましが、わたしが伝えたいのは『英語は楽しい』ってこと!笑



私はわたしに言い聞かせてる。


うまく喋ろうとするプライドの高い自分に対して。





この2回目の留学を通して得た『英語に対する考え』は自分の中ですごく大きいものになりました。




英語好きなのに苦手な人、キライになってしまった人に何か伝わればいいなと思うのです。