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髙橋 三保子

さよなら、カブくん

2020.10.07 10:56

カブくんが死んでしまった。

長男の小学校で飼われていたカブトムシだ。

立派なツノを持ち、とても長生きだったので、学校では「キング」の異名をとっていたらしい。わが家では、親しみを込めてカブくんと呼んでいた。

息子はクラスの「いきもの係」なので、週末や夏休みなど学校が無人になるときには、ちょくちょくカブくんを家に連れてきた。

カブくんは年寄りなので、昼間はほとんど動かない。

でも、夜明けの時間帯、私が走りに出かけるときに何気なく見ると、活発に動いてカブトムシゼリーを食べたりしていた。

つづきは↓