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じゅんじゅんホームページ

2020.10.5.ダムダム団初レコーディング

2020.10.07 15:42

初めに、光があったんだっけ。

違ったっけ、太陽だっけ。

じゃあ光の無いここは始まってもいないのか。

紀元前、否、起源前ということなのか。


………てか寒っ!!!


と思って目覚めたら、パンツでこたつの中だった。

辛うじてTシャツは着ていた。

電気を入れていないこたつは、ただの肌寒い空間だった。

何故こんな場所で聖書の一節を。

しかも全然違うし。はじめに言があった、だし。

というかよくこの狭い空間に身体を捩じ込めたもんだ。

いつからこうしていたのか。

例えではなく実際に震えながら寝間着を着てベッドへダイブ。羽毛布団にくるまる。

ひゃ〜〜〜〜、至福やでー。すやすやすや。


このように、ダムダム団の集まりの後は、毎回記憶が喪失するレベルに泥酔する。

昨日は、現メンバーになって初めてのダムダム団レコーディングであった。

折角なので日記に認めようと思う。

15時過ぎに入り。

入ると、ドラムの鈴木さんがチューニング中。

習っているドラムの先生に出張戴いたとの事。レコーディングへの気合いが窺える。

鈴木さんの先生には初めてお会いしたけど、物腰柔らかでとても良い方だった。

長丁場なので、いなり寿司を作って持っていきメンバーに配る。

ダムダムメンバーはみんなお料理大好きの食いしん坊なので、手料理の譲渡が頻繁に行われる。

とても平和なバンドである。


15時に入りしたのだが、ギターのジンさん到着が19時。歌入れは最後。

ドラムの鈴木さんと低音ギター担当のじみちゃんがRecしている間、ひとり自由時間。

暇なのでじゅんじゅんのダムダムセットを日記用に撮影。

ということでダムダムセットを解説付きで初公開。

ダムダムセットとは、じゅんじゅんがダムダム団のリハ&ライブに持っていく、欠かせない必需品たちである。

こちらがケース。

少し前まで、昔誕生日に戴いたピノコのポーチだった。

この間の生誕でこのコリラックマペンケースを戴き、もしや!と必需品たちを入れてみたら、ピッタリ収まった。

代替わりも新陳代謝かなと先日入れ替え、ピノコちゃんはヘアケア用品入れにした。

コリラックマかわいいよ。

かわいいよコリラックマ。

見ているだけで幸せになるものを持っていたいよね。

ここから中身をば。

喉ケアスプレー。

生誕で戴いたもの。

シャウトもデスボイスも、枯れきってしまうと出せないのです。

ライブ前や、どうしても調子が悪いリハの時に使ってる。

ここまで戴き物ばかり。

ゼブラの黒マッキー。

時に物販の目次を書いたり、時にバナナにサインを書いて一本50円で売ったり、アレコレ役立つ代物。

因みに私が持ってきた時はチェキもあります。

500円。

まだ売れた事は無い。

ダムダム団チェキ処女を奪うのは、そこの貴方かもしれない。(なんやそれ。)

ダムダムサングラス。

ダムダムパーカーに次ぐ、これがなきゃあ始まらない逸品。

猫ちゃん型に豹柄そしてミラーレンズ。

総てが揃っている。

元々私物だったのだが失くしたら困ると予備をメルカリ等で必死に買い集めていたのだが、ダイソーで売ってて心が少し折れた。

あと10年は安泰でしょうという予備をストックしてある。

ライブでいくらガナリ散らしても、このポップなグラサンが滑稽なスパイスになってくれる。

真面目にズッコケ、それがダムダム感。

こちらはマイマイク。

ゼンハイザーのE945。

電氣ブランというバンドをやっていた時に購入した。

この子を使い始めて、もう10年弱経つのか。古株。しみじみ。

ギタリストが自分の好みのマイギターを持つように、ボーカリストは自分に合ったマイマイクを持つべきではないだろうかと思い入手。

知識もないし、自分の感覚への自信もゼロなので、ネットで調べてガツンとくる感じのマイクを探した。

私の声には合っていた模様。

ダムダム団のライブのリハでPA(音響)さんに、

「これ改造してます?」

と聞かれたことがあるが、マイク部分のスポンジを洗ったことしかない。

私の声がデカ過ぎるようである。

誉れであるな。

献血公式キャラクターけんけつちゃんのシールが貼ってある。

1枚剥がれちゃったので新しく貼らねば。

ローズクォーツというパワーストーン 。

優しさとか愛とかをつかさどる石。

でも、ただのローズクォーツの球体じゃあないんですわよ。

じゃん。

見てくださいよ見てくださいよ。

この輝きを。

スター効果と呼ばれるもので、光を反射してこんな輝きを放つのです。もっと細かい線のもある。

以前日記に書いたパワーストーンのお店で購入したもの。

加工ではなく、天然なのです。

こんなの見たら、人間も自然発祥でウッカリ出来上がっちゃうのかも!?と思う。

こんなの見たら、ちょっとした心配事も吹っ飛んじゃう。

神秘のかたまりである。

最後のひとつは、ドラムの鈴木さんとギターのジンさんのツインチェキ。

私が精神を病みまくり、ステージをこなすのがやっとだった時、物販のチェキを忘れて帰った。

次に会った時、鈴木さんからチェキ本体と共に渡されたのがこの一枚である。

私の安寧を祈願してくれたのであろうなとご都合解釈し、お守り代わりに入れている。

実際には酔っ払ったノリであろう。

フィルム代は免じてやるか。

以上が、じゅんじゅんのダムダムセット。

裏地もかわゆい、コリラックマポーチ。


そんなことをしているうちに、リズム隊のRec終了。

じゅんじゅんも先に歌入れしてみる?と言われたが、楽器隊が全部入ってからが良いと断る。

この時点で、17時前。

ジンさん到着まであと2時間ある。

どうしたもんかと思っていると、鈴木さんが

「ゴキブリポーカーやろう」

と突拍子もない提案をしてくる。

レクリエーションにと用意してきたらしい、ゴキブリポーカー。

アナログのカードゲームのようである。

ポーカーなんてやったことないんですけどと言うと、ポーカー全然関係ないから大丈夫と返される。

何のためのポーカーのネーミングなのか。

ゲーム内容は至って簡単だが、割愛する。

要は、嘘をついているか否かを読み合うゲーム。

トランプゲームのダウトの派生版という感じ。

あまり乗り気でない私とじみちゃんに対し、わくわくウッキウキな鈴木氏。

ダムダム団のライブ時さながらのオーバーリアクションをかましまくるも、提案者自ら惨敗する。

キャラの振れないおっさんである。

ゴキブリポーカーで30分くらい稼いだ。

もう一回やりたそうな鈴木さんを尻目に目を逸らす私とじみちゃん。

お腹すいたし何か買いにいこうかということに。

どどどんっ。

レコーディング後の打ち上げに向けて酒とつまみを買い込む一同。

こちらがメインとも言える気の入り様。

仕事を終えこちらへ向かうジンさんに、

「宴の準備はバッチリです!(^ω^)」

と連絡をしたところ、「宴!?」と返信が来る。

現場の面々はもう呑み食いにしか脳がない。

まもなくジンさん到着。

ギターを後録りする。

お気付きの方も多いと思うが、四ツ谷アウトブレイクでのレコーディングである。

店長のboonさんが諸用があった為、途中からやり方を教わりセルフでのレコーディング。

先程教わったばかりなのに、ドヤ顔でコンポーザー席に座する鈴木氏。

皆に見られ乍らギターを録るジンさんは少し緊張した面持ち。

音はとても良い感じである。

最後に歌録り。

ヘッドホンで先に録音された楽器隊の音を聴きながら唄う。

マイクの前方に音の放出を避ける防壁が。

威圧感あるなあ、大丈夫かなあと心配したけど、普段グラサンしてほぼ目閉じてるから関係なかった。

ダムダムパーカーにダムダムサングラス。

ちゃんとダムダム装備でRecした。

形から入る、それがダムダム団。

歌録りは9割9分一発OK。

唯一、ヘビイダメージの最初の

「ワン、ツー!」

というシャウト部分だけ、

「もっと、死にそうなかんじで!」

「全部殺すかんじで。」

「もっといける」

等々の煽りを受けて数回録ることに。

勿論、コンポーザー鈴木氏の叱咤である。

録り終えるとまたも暇。

ということで、Let's編み物。

じみちゃんが編むのはやい!と褒めてくれる。

怒号と爆音効かせまくりの曲調に反し、なんともアットホームな現場である。

コーラスを録るジンさん。

鈴木さんが初めに「コーラス録ってみよう!」と自ら録りだした。

私の歌録りしたマイクスタンドをそのままの高さで使った為、ガニ股で膝を曲げ不自然な格好で唄う鈴木氏。

その上コーラスの随所で頭を前後左右に揺らすので、後ろ姿はビートたけしのモノマネそのものであった。

笑い過ぎて写真に収めそびれた。

ブレないおっさん、それが鈴木。

結局3曲レコーディング。

出来は、自分で言うのもだけどかなりいいかんじ。

昔電氣ブランでレコーディングしたけど、もっと過酷でうんざりするくらいピリピリしてたから、アッサリ楽しく終わった事にビックリ。

気心知れたメンバーだけで気兼ねなくセルフレコーディング出来たせいもあるのかな。

とても良い流れだった。

一応プリプロという、本格レコーディングさながらの練習録りのつもりで録ったのだが、これでいいのではという結論に至る。

その分、次回のレコーディングでは別の曲録れるし。

3曲目が終わり、そろそろいいんじゃないか?と宴会に移行。

前述の通り、ダムダム団が貸切の一夜。

これはもう打ち上げ兼パーティーである。

酒とつまみ合わせてひとり1100円という破格。

本当に宅呑みって最強だわ。

毎年恒例のダムダム忘年会もそろそろ日取りを決めなければ。

毎年鈴木氏の自宅で開催されるダムダム忘年会では、メンバーによる珠玉の手料理が出揃う。

毎回、このメンバーで呑み屋が開店できるのでは?と思う。

終電に向かうじみちゃんを途中までお見送りし、ついでに足りなくなった割りモノを買いに出る我々。

金宮を飲み干すぞと息巻く。

酔っ払ってトイレで自撮りする私。

酔っ払ってトイレ入ると、いつも自撮りする。

なぜなのか。

私が自撮りし出したら酔っていると思って下さい。

自撮りに人を巻き込み出したら、泥酔していると思って下さい。

なごやか。

加工アプリのセルフ補正により、無駄に盛れてる面々。

再びゴキブリポーカー。

今度は鈴木さん、ジンさん、私で。

酔っているので、間違っていても誰も気付かない不毛な状態。

誰が負けたのか全く記憶に無い。

ガンギマリの私。

完全に記憶がない顔をしている。

この後、みんなで帰ろうと駅まで走るも、終電を逃す。

大の大人3人でなにをしているのだろうか。

結局、新宿まで歩いてタクシーに乗る案が可決。

とりあえず酒を買うかとファミリーマートに入店する面々。

新宿まで歩き呑み2次会。

頭が悪いのだろうか。

ほろよい白サワーと茶割。

深夜の四ツ谷。

酔い具合のわかるブレブレショット。

ジンさんと鈴木さん。

そろそろ電池が切れかけてきた顔。

文字通りの千鳥足。

よたよたである。

なんとか新宿にたどり着くと、日高屋に入店する我々。

さっさと帰れよ。

餃子定食で3次会。

勿論、この時の記憶は無い。

電池切れ寸前の顔。

エネルギーが切れると、ぶっ叩いても何しても全く起きない"ハイパーじゅんじゅんタイム"に入る。

鈴木さんはこのハイパーじゅんじゅんタイムの餌食となり、松屋のカウンターで何時間も私の爆睡姿を見守る羽目になった事がある。数回ある。

要するに、かなり危険な状態である。

何度も言うが、この時の記憶はブラックホールに飲まれてしまっている。


そして冒頭の、こたつで目覚める事件と相成った。

みんなでタクシーに乗った瞬間は朧げに覚えている。

鈴木さんに吐く?大丈夫か?と聞かれてだいじょぶ!!と答えた記憶が薄っすらとある。

だが、どこで降りて、どうやって自宅の鍵を開け、どうやってズボンを脱ぎ捨ててこたつに潜り込んだのか、さっぱりである。

そんな感じで(どんな感じだよ)、

ダムダム団初のレコーディング、無事終了。

我々らしい、和やかで泥酔した一日でした。

今月もう一度録る予定。

CDを出す予定はまだ無いけれど、皆様に聴いて戴けるよう発表する予定。

PVも撮りたいよなあ。

11月12月はライブもあります。

楽しみにしていてくださいませ。