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ゴールデン・キアトくん

2020.10.07 14:29

障子紙を貼り替えた。


昨年末にやろうと買っておいたのだが、

なんだかんだと忙しく、

その間にどんどん穴だらけになり、

最近では惨憺たる状況になっていた。


気温も下がってきたし、

いい加減貼り替えなくちゃ、

という気持ちもあるにはあったのだが、

なんといっても肝心なのは

障子紙の防音効果。

新品はとくに遮音性が高くて、

コンデンサーマイクが拾う音を、

ヘッドフォンで聴いていると、

障子を閉めると外のノイズが激減するのが

よくわかるんだよ…などと

キアトくんに説明してあげる。


あ、そうそう、このキアトくんは新人です。

ゴールデン・キアトくん。


かなり賢そうでしょ?

キアトくん、このマイクスタンドも

いいでしょ!?

そう、ミニブームスタンドが届いた。

コンデンサマイクで生ギターを録るために。

メルカリで2500円で見つけたのだ。

ほとんど新品!超キレイ!

このマイクは管球式でかなり重い。

普通のブームスタンドに取り付けて、

生ギターを録ろうとすると問題がおきる。

アタマでっかちになり、

重みで徐々に下がってしまうのだ。


でもこのミニブームならマイク正立で

ギター録音のポジションがピタッと決まる。

とてもいい買い物になったよ。


ね、キアトくん、聞いてる?

ファーカンダの音源制作、

着々と進んでいます。

今、6曲が同時進行中。

本日から7曲目に着手。

そのなかでこのマイクが

メインになってきました。

これなかなかいい音なんです。

マイクプリアンプも管球式のためなのか、

環境が環境だからなのか、

どうしてもノイズが載ってしまいますが、

音のふくよかさやこの艶の方が大事。


グッと立体感・実在感がでてきます。

ファーカンダの1st.

コードネームは「夜のファーカンダ」。

かなりユニークな内容になりそうです。

アコースティックで、ひねくれていて、

まともでなくて、癒しがある。

ボサノヴァというには変態すぎる。

ロックと呼ぶには奇形にすぎる。

一筋縄ではいかない音と言葉と。

小俣慎一と僕だけでなく、

何人かのゲストプレーヤーが

参加します。

完成は来年になります。


これはご期待できそうだね、

ゴールデン・キアトくん?