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料理写真家の出張撮影 | 岡本 光城

飲食店の店頭メニューは、店の自己紹介にあたる重要アイテム

2016.07.27 17:32

本屋や服屋といった販売店とは違い、飲食店ではウィンドウショッピングは出来ません。


ご来店されたお客様のほぼ100%が、そこでお買い物(お食事)をして下さる。これが私たち飲食業です。


その場の売上だけを考えれば、入れたもん勝ちというやつですが、

「入って良かったわ。また食べに来よか」とお客様に思っていただいてこそ、本当の勝ちであり、お客様にとっての価値。


そうして始めて「満足いく買い物」として成り立ちます。



もしも「1日1回以上、せっかくご来店されたお客様がオーダーを頼まずに帰ってしまっている」というお店があれば =「この店では、お金を払いたくない」と思わせる、根本的問題に早く気付かなくてはいけません。



オーダーせずに帰る理由は

・接客態度の悪さ

・不衛生

・思ったより高い

・急な用事ができた

・時間がかかりそう


など様々ありますが、お客様の都合と店舗側の営業力の低さが原因です。


どんな料理が、どのくらいの値段で食べられるかは、ホームページやグルメサイト、店頭である程度お客様に把握してもらうことが可能です。


特に店頭でのPRは必須。


サンプルケース、メニューブック、ポスターなどで上手に伝えましょう。


この中で一番目をひくのがサンプルケースで、実物に一番近いイメージを的確に伝える事ができ、足を止めてじっくりと見るお客様も多いです。


老舗に置いてあるサンプルケースで、色褪せがひどく、ホコリを被ったものを見かけることがありますが、


そのせいでサンプルケース=古臭い

といったイメージを持つ人もいるみたいですが、これは間違った認識だと思います。


サンプルケース内を、一ヶ月に一度乾拭きするだけで充分に美しくさを保てます。


その代わり、サンプルケースのガラスや店頭入口などのガラスは、1日1回ガラスクリーナーを使って拭きましょう。

 

ポスター、メニューブックも同様にいつも清潔を保ちます。


店頭をゴチャゴチャさせたくない。ポスターなど必要ない。いろいろな意見があると思いますが、これから来店されるお客様に自分のお店を伝える。

いわば自己紹介的なものが店頭の店構えやホームページ上でのPRだと思います。


冒頭で述べた様に、飲食店はご来店されたお客様のほぼ100%が、そこでお買い物をします。


【ご来店されるまで】が、いかに重要な営業の要素か。
お店を持つ、あなた自身が一番よくご存知だと思います。






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料理写真家    岡本  光城