イベント報告:森あるきで二十四節気を楽しもう 寒露(かんろ)~秋の湿地でアカトンボ探し~
2020.10.08 05:00
10月6日に二十四節気の寒露をテーマに森歩きを行いました。
寒露は、秋が深まりちょうどアカトンボたちの活動が真っ盛りになるころです。
湿地に行くとアカトンボたちがお出迎え。
顔が真っ白なヒメアカネと
眉のような模様があるマユタテアカネとの違いを見分けるために、
正面顔を見せてもらおうと近付いていくと・・・
じっと動かず写真も撮らせてくれるトンボ君。
(赤丸の中にトンボがとまっています)
モデルさんをしてくれたおかげで、みなさん見分け方はばっちり習得!
タイミング良く交尾しているところにも出会いました。
「トヨタの森のトンボはさすが人に慣れてるね!」とお褒めいただきました。
出来たトンボたちに感謝!
湿地に生えるイヌノヒゲの仲間の草は、茎がねじれていておもしろい!
細い茎でも倒れないよう丈夫にするための工夫なのかもしれません。
徐々に秋色になり始めた森では・・・
丸いキノコを見つけて「プチフランスパンみたいだね」と食欲の秋全開のコメント!
割ってみると小さな粒々が並んでいて触ると
硬い部分と柔らかくてしっとりしている部分があることがわかりました。
ドングリを拾って丸太の上に立てて遊んでみたところ、
樹皮のへこみをうまく使わないと立たないので、みなさん真剣!
意外とハマってくださったので、最後に記念写真をパチリ。
「トンボをまじまじと見て顔の違いがあるのが面白かった。」
「キノコ類が色々あって面白かった。」
と、秋の森を楽しんでいただけました。
やっぱりみんなで歩くと楽しいなぁと、私も改めて感じました!
豊田市やその周辺には湿地がいっぱいありますが、それぞれ特徴が違います。
いろんなところに出かけて楽しんでくださいね。
(文・がっちゃん、写真・ちる)