2020年10月ご相談アドバイス②「メンヘラ治したいです」
◇クライアント様 女性
◇ご相談内容 「メンヘラ治したいです」
◇アドバイス
○○さん、こんにちは。
Heart To Heartの楠と申します。
お悩み、拝見しました。
もう少し、詳しくお話を伺わないと分からないこともあるので、ご状況やお気持ちを推察させていただきながらお話しさせていただきますね。
○○さんは、気になった人、好意を寄せている人が自身と一番仲良くしてくれている状況でないと嫌だったり、他人と楽しそうに接しているのを見ると不快に感じてしまうのですね。
ご自身では、メンヘラであるとお考えなのですね。
既にこの性格で友人関係がズタボロになっていらっしゃる、ということは、ここ最近の事ではなく以前からそうだったということでしょうか。
もしそうだとしたら、長くご苦労なさっていて大変お辛かったことと思います。
よく、辛い心の内をお話しくださいましたね。
○○さんは、ご自身のそうしたところを治していきたいとお考えになっていらっしゃるのですね。
治すためにはどうしたら良いか、ネットで検索なされ、『自分を大切にしてあげること』に辿り着き、具体的な行動内容をお知りになりたいと思いご相談を寄せていただいたのですね。
とても、前向きで良いことですし、自分を大切に考えようと思い始めた○○さんはとても素敵です。
少しでも、○○さんのお力になれますようにお話させていただければと思います。
私が考える、『自分を大切にすること』は、特別に難しいことではありません。
まずは、ありのままのご自身を受け入れてあげることからはじめてあげると良いと思います。
良いところも悪いところもすべて受け入れて、ご自身が今ここにいることを見てあげることです。
それから、頑張っていることや良いところを褒めて褒めて愛してあげましょう。
少し照れ臭いかもしれませんが、鏡に向かって毎日、ご自身を見つめ語りかけると良いですよ。
例えば、 「あなたは、~というところはとても良いところだよ。これからも、もっと良くなれるよ。自分を大切に考えようとしているあなたはとても素敵だよ。あなたは、価値のある人間なんだよ。あなたが大好きだよ。」
また、毎日の出来事の中で、何か良いことをしたと思えるときや誰かから評価されたときも、自分を褒めてあげましょう。
「あなたは、今日はよく頑張ったね。本当に偉かったね。」
もし難しいようでしたら、はじめは日記に書くのでも良いと思います。
これは、インナーチャイルドを癒すときに使われる自分にストローク(自分が認められているということ)を与える、ということと同じです。
人は、ストロークが足りなくなると、無意識的に心のゲーム(人間関係のゆがみを起こす癖)を行ってしまいます。
心のゲームを行うことで、たとえ不快を感じても寂しさを一瞬忘れることができたり、他者との強い関わりを感じるようになることができます。
しかしこれは、人間関係のトラブルの原因になりやすかったり、たいへん疲労困憊してしまうことも多いです。
ですので、日ごろから自分にストロークを与えることはとても大切です。
しかし、どうしても難しいようでしたら、はじめはカウンセラーと一緒に取り組まれても良いと思います。
カウンセラーは、○○さんの良いところを一緒に発見してくれると思いますし、○○さんがご自身を愛せるようになっていくのを見守ってくれるとも思います。
ご参考になりましたら、幸いです。
○○さんのお悩みが改善されますように、心からお祈り申し上げております。