シンガポール歴史散歩@spottiswoode Park Road
2020.11.09 02:35
この地域で最初の入植者の一人であるスコットランド商人チャールズ スポティスウッドから名付けられた通り。
昔は港を見下ろす小さな丘の上にある彼の邸宅に通じる私道だったのだそう。
私道にしてはかなり長い通りだよなぁ~
1824年にスポティスウッド氏はジョン コノリー氏と共にSpottiswoode&Connollyと呼ばれる商社を設立(Connollysの死後に改名Spottiswoode&Co, )。
会社の事務所はラッフルズプレイスにあったそうだ。
ブレアー通りとの角にある立派な館。
ラッフルズホテルの回廊にある様なランプが下がっていて、とてもエレガント!
スポティスウッド氏は1858年にシンガポールで亡くなり、フォートカニングのキリスト教墓地に埋葬されたそうで、墓石がまだ残っているそう。
通りにはうわぁ~と言うようなお宅はないのだけど、一軒だけ面白い外観だったのがこちら。
修復中に元の装飾されたファサードが発見されたという家。
長方形のパネルは伝統的な「花鳥画」の中国のフレスコ画
これは現在、シンガポールにおいて、19世紀のオリジナルの装飾がほぼ無傷で残っている例の一つだそう。
でも修復しないと色褪せて風化してしまうのではないかと思うのだけど・・・・何もしないのかな?