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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(新生72)

2020.10.08 08:57
「広臣さん…ご心配お掛けしました」




臣は理愛の両肩に手を置き、諭す様に言った。




「理愛、さっきのは良くないぞ」




「え…」




「俺たちの事は二の次でいいからさ」




「何を置いても真っ先にがんちゃんの元へ帰らないとね」




「は…い」




「早く俺たちにBABYを見せたかったんだよね?」




「ん、わかってるよ」




”元主(もとあるじ)”だった大恩ある二人の

温かい心に触れ、

理愛の瞳から大粒の涙が溢れてきた。




「あ~あ、泣かないで💦」




「ヨシヨシ」




「…理愛、二度も俺たちに可愛いBABYを授けてくれて、ありがとう」




「本当に…」




「ありがとね、理愛ちゃん」




その光景を側で見ている廉も涙ぐんでいる。




怪しい色気を放ちながら、自分を誘惑してきた数時間前の、あの隆二の姿はどこにもない。




これで良かったんだ。




全て、きっと、

”あの絵”がもたらした夢だったんだと、

廉は自分に言い聞かせた。




つづく