FCバルセロナ改修プロジェクトがゴールドマン・サックスから資金調達
2020.10.08 12:18
5日、スペインリーガエスパニョーラのバルセロナFCが実施する大規模整備プロジェクトのEspai Barçaは米投資銀行のゴールドマンサックスと815百万ユーロの資金調達に合意したことを発表しました。
内訳は建設費に725百万ユーロ、株式取得に90百万ユーロとなっています。
支払いは建設期間5年間と運用期間25年の計30年間に渡ります。
Espai Barçaプロジェクトではカンプ・ノウの改修やバルサBが使用するヨハンクライフスタジアム、バスケットボールチームが使うアリーナや練習場等バルセロナの施設を全面的に近代化する計画となっています。
なお、バルセロナによれば、2019-2020会計年度は新型コロナウイルスの影響により97百万ユーロの赤字でしたが、このプロジェクトではバルセロナの刷新された各施設が生み出すであろう増収分の権利を売却することにより資金調達に至っているとのことです。
印象的な屋根が特徴の新カンプ・ノウは収容人数が105,000と現在の99,000より増加し、バスケットボールチームのアリーナも刷新されるなど、観客数と観戦体験の向上、そして試合日以外の賑わいも期待されています。
同プロジェクトは2019年8月のヨハン・クライフスタジアム竣工を皮切りに、段階的に進行し、2024-2025シーズンに完了予定です。
カンプノウ改修計画詳細は以下の記事をご覧ください。
カンプノウ改修詳細 FCバルセロナ カンプ・ノウ スタジアムの工事設計・デザイン