山梨とサンディエゴの身近な先生。
今僕にはふたりの先生がいます。
おふたり共、静岡からは通える距離ではありませんが、オンラインヨガが普及したおかげで学べる機会ができました。
谷戸先生からは3月から毎週2回、タットヴァボーダとバガヴァッドギーターのヴェーダ(古代インドの聖典)を学び、
淳郎先生からは8月から毎週1回、アシュタンガヨガのマイソールクラスで指導を受けています。
谷戸先生とは2012年ケン先生アシュタンガヨガ八ヶ岳TT以来のお付き合いですが、物腰の柔らかいそのお人柄と、毎週毎週ヴェーダの聖典を学び続けることで、自分の中に少しずつイーシュワラ プラニダーナ(大いなる存在への献身)の心が育まれていくのを感じています。オンラインで一緒に学びをされている方々も指導者の方が多いようで、その方々からも良い刺激をいただけることで学びも深まります。
淳郎先生とはまだこの8月の江ノ島WSで2クラスお会いしたばかりですが、会場で知り合った方から淳郎先生のオンラインマイソールクラスをおすすめされて、その後すぐにお試しで受けてみたのですが、、これまでアシュタンガヨガはいろいろな先生のクラスを受けて来ましたが、自分に対する指導方法がこれまでにないアプローチ方法でそれが今の自分にドンピシャにハマって自分の練習の質が格段に向上しました。オンラインクラスなのでプロップスも有効に活用し、毎週毎週、声のアジャストで指摘されることはほんの些細な繊細なことなのですが、それを日々の自主練で取り入れることで、毎日の変化は感じられないことが多いですし、時には後退する日もあるけれど、一週間というスパンで見ると確実に進歩しているのを感じます。それは樹木の幹が目には見えないボリュームでいつの間にかじわじわと太くなって行くようなそんな繊細なスピードだけど確実に成長しているのを感じます。なので今はまたアシュタンガヨガの練習が毎日毎日楽しくて、アシュタンガヨガに恋した初心の感覚を呼び起こされ、やっと自分の師事する先生が見つかった気がしています。
谷戸先生のヴェーダを学ぶクラスでは、ほぼ毎回イーシュワラがトピックに上がるのですが、ある時、ヨガとエクササイズの違いとは、とのお話の中で、そこにイーシュワラの存在があるかないかというようなお話があって、、アシュタンガヨガの練習では、ポーズのシークエンスが決まっているので、淡々と「ヴィンヤサ、呼吸・バンダ、ドリシュティ(視点)、アーサナ」を重視しながら練習することで、内面と向き合いやすく、イーシュワラの存在に意識を向けるということを意識できるようになったことも、練習の質が向上した一因になっていることは間違いありません。もうひとつ付け加えれば、ここ最近食事を1.5食から日によっては1食にしたこと、少食にしたことでも練習の質がぐっと向上したことも付け加えておきます。
このコロナ禍によって突然普及したオンラインヨガですが、僕も含め人によってはその恩恵はとても大きなものです。ネガティブな出来事であっても視点を変えればなにかしらそこにはポジティブな要素も隠れているはずです。それを見つけられればそこに救われます。