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たなか野菜畑

「寒露」里芋が転流中。

2020.10.08 13:15

寒くなってきました。一気に寒くなってきました。ストーブが欲しいぐらい。

というわけでどのぐらい「一気に」寒くなっているか調べてみました。生憎と加子母には気温の観測点がないので、いつも参考にしている近所の2か所のデータを参考とします。8月から12月の月初めと月終わり(8月の場合1日と31日)の平均気温(3年分)から、ひと月の気温差を出してみました。( )が気温差です。


宮地(下呂市) ←加子母から峠ひとつ越えたところ

8月   24.7 → 23.2 ( -1.5 )

9月   23.1 → 17.4 ( -5.7 )

10月  17.2 → 10.7 ( -6.5 )

11月  10.5 → 4.9 ( -5.6 ) 

12月  4.8 → 0.9 ( -3.9 )

黒川(白川町) ←感覚的に加子母の気温と似ている

8月   24.3 → 22.9 ( -1.4)

9月   22.9 → 17.4 ( -5.5 )

10月  17.2 → 11.0 ( -6.2 )

11月  10.8 → 5.4 ( -5.4 ) 

12月  5.2 → 0.3 ( -4.9 )


8月の気温差がどちらも1.5度程度なのに、9月以降の下がりっぷり・・・・。10月はひと月で6℃以上も下がっている。

つるべ落としとはこのことか・・・・。確かに一気に寒くなっています。



西方いも(在来種の里芋)が良い大きさになったので掘り取り開始です。

粘りが強いため、昔は「ねば芋」と呼ばれていたらしいです。

ねっとりしていて美味。

今年は長雨のおかげで豊作となりそうな感じです。今のところひび割れもなし。

里芋の地上部はというと、良い感じに枯れてきました。

寒さを感知して、地上部の栄養分を地中の里芋に移動する「転流」が起きてます。

哀れとも言える見た目ですが、この状態になってくると里芋がグングン成長します。

掘り取り時期の到来。

1ヶ月半ほどかけて全部の里芋を収穫していきます。

覚悟を決めなくちゃ。

販売は10月から4月ごろまで。



大豆が順調に実が入ってきました。枝豆にちょうど良いぐらい。生で食べてもうまい!

偶然ですが、動きが遅くなってきたバッタが映り込んでます。



サツマイモも収穫時期を迎えています。

今年は紅あずまと紅はるかを育てました。

写真は・・・紅あずま? 見た目がそっくり。

どちらも肌がキレイです。本当に厳しい初夏だったのに頑張りました。さすがは救荒作物として名高いサツマイモだけのことはありますね。


しばらく寝かせて、糖度が上がってきたら出荷を始めます。

晴天でキレイなサツマイモを収穫してご機嫌なおじさん。


落花生はおかげさまで好評をいただいています。ありがとうございます。

収穫は折返し地点まできました。おそらく10月いっぱいになるかな?

おたふく生姜は無事に終了です。

というわけで、豆と芋のシーズンです。たなか野菜畑の本領発揮。



娘たちの修学旅行が終了しました。

岐阜県下でも宿泊での修学旅行に行けた学校は数少なかったようです。

最先端のコロナ対策「新しい生活様式」を各所で実感してきたんじゃないかと思います。