物忘れを自覚して受診された 70+α 歳 症例
2020.10.08 16:03
当院の患者さんの友人で、ススメられて受診。
本人も物忘れがひどくなったことを自覚。
スタスタ歩いて入室されました。
運動機能に関しての問題は何も感じていない。
既往として、頻尿の治療で泌尿器科 通院中。
改訂長谷川式も まずまずの点数で、画像を見ないと・・・とMRI依頼。
画像上は典型的な所見。
画像の説明しながら、シャント術の依頼を書く。
歩き方から見つけ出すことがほとんどでしたが、この症例には通用せず。
教訓的な症例に出逢えました。
この疾患も「海馬が萎縮しているからアルツハイマー」とされている方々は存在します。
自分の目で見てきましたから。
確かにアルツハイマーは多いですからね。注意したいものです。