ヘリコプターペアレントという言葉を初めて知りました
みなさん、知ってましたか?
「ヘリコプターペアレント」という言葉。
僕はこの記事を読んで初めて知りました。
ヘリコプターペアレントとは、まるでヘリコプターがホバリングするかの如く、常に子どものそばにいてコントロールしようとする過保護な親のことを指すようです。大切にしたいという気持ちや成功して欲しいという気持ちが、空回ってしまうパターンですね。
このへリコプターペアレントは、子どもの迷う時間や悩む機会を奪い去り、自分で答えを出してしまうそうです。頼まれてもないのに子どものトラブルに首を突っ込み、解決してしまうそうです。その先にどんな未来が待っているか、なんとなくイメージつきますよね。
ライターのケイトさんは「PARENTS」の記事でこう書いています。
ヘリコプターペアレントとは多くの場合、高校生や大学生など、何でもひとりでできる子どもに手を貸してしまう親を指します(大学の成績が悪いと教授に電話をする、授業スケジュールに口を出す、運動習慣を管理するなど)。 でも実際は、どんな年齢の子どもにもヘリコプター子育てという言葉は適用できます。 心理学者のAnn Dunnewold博士によると、幼児期のヘリコプターペアレントは、常に子どもの後を追い、一緒に遊び、行動を指示し、ひとりの時間をいっさい与えません。 また、学童期のヘリコプターペアレントは、お望みの教師やコーチに当たるように画策し、子どもの友達選びや行動の選択に口を出し、宿題や学校の課題に過剰に手を出します。
記事ではこういった行動の注意点を挙げ(子どもが自立しない、能動的に動けなくなる、自尊心の低下)、そうならないために、大人も子どもも一人きりの時間を大切にしましょうと締め括られています。
そうそう、大切なものだからこそ、ついつい手を出してしまう気持ち、僕には子どもはいませんがよくわかります。その瞬間は、子どもの方も助かったりするからいいんですけどね。長い目で見ると危険なんですよね。
それにちょうどいい距離感って難しいんですよね。近くにいるとつい口を出しちゃうし、離れすぎは怖いし。見ていないようで見ている、ちょうどいい距離感で見守るって、なかなか本当大変なんですよね。
中学生や高校生の考えや行動には、親からのメッセージともいえる今までご家庭内で積み重ね共有してきた価値観が礎にあるはずです。それを信じて、ちょうどいい距離感で見守っていきたいですね。
子どもが話しかけてきたら「え、何それ。面白そうじゃん」と興味を示して、一緒に楽しむ。大人は大人で人生を楽しむ姿を背中で見せる。
親は親の人生を、子は子の人生を、目一杯楽しみましょう。
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いつかヘリコプターは止まってしまうしね。