7月29日　キスカ島、奇跡の撤退（1943年）

第二次世界大戦中、連合軍に包囲されたキスカ島から、日本軍守備隊5600人が、全員無傷で撤収できた日です。

キスカ島は、アラスカと北海道のちょうど中間あたりに位置する島で、日本軍はアメリカを攻める際の拠点としておりました。

もちろん、相手もこの地を重要視したため、アメリカ軍は島を包囲したのですが、数日前に同島を攻撃した弾薬補給のために、島から後退します。

かたや日本軍は、それを知らずに突入し・・結果として全員無傷で撤退できてしまったというからまさに、奇跡です。

写真は、「伝単」というもので、日本軍の士気を下げるために、アメリカ軍機から投下されたものです。

このビラとも言えるものを空からばらまく・・・意外と効果が高かったそうで、日本軍も他国を攻める際に利用したと言われています。

戦わずにして勝つ。それには「何が必要か？」と気が付いた時、新しい物が生まれます。

大切なのは、「気づき」。

あなたも目の前の偶然からチャンスを掴んでみませんか？

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