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インドからやってきた、タラブックス「夜の木」

2020.10.10 08:49

何年越しか、欲しかった本が手に入った。

ハンドメイドのインドの絵本。

手漉きの紙、手作業によるシルクスクリーン印刷、手製の本。


初めてタラブックスを知ったのは、図書館で借りた本。

何気に手に取った一冊。

私があれこれ説明するより

この本を日本語版を出版したタムラ堂。

これを読んでもらう方が早いし、間違いない(笑)

タラブックスの本を初めて手にしたのは、このホテルでした。


その後、手に入らずに諦めて忘れていた。

これまた図書館で手に取った本。

ここで再会。

「夜の木」は版ごとに表紙が違う。


手に入れるにはもう中古市場しかない。

と思っていたら、あれ?

最新の9版が発売になっている。


ネットで調べたら、予約でほぼ完売。

これはもう店舗を巡るしかない、それもすぐ。


タイミングよく札幌の大きな書店に行く予定。

探したけど、見つからず書店員に調べてもらった。

絵本ではなく、画集コーナーで、一冊だけ見つかった。


ようこそ、我が家に。


美しい絵を見る人には幸運が訪れる。

ゴンドの人々は信じているそうだ、と覚書に書いてある。

手に取って、独特の匂いを嗅ぎながら、幸福を噛み締めています。


3000冊、日本語訳を送ってインドで印刷製本されてやってきた。

うん、感慨深い。