ハーブの力/ハーブ専門店の存在
こんにちは!ドイツ仕込みの動物自然療法士・ティアハイルプラクティカーの野原です。
いきなりですが皆さん、街中でハーブ専門店を見かけたことはありますか?
私は自然療法に触れるまでハーブやアロマに全く興味を持っていなかったため、あまり意識して見ていませんでした。
が、ネットでサクッと検索をかけただけでも結構あるんです。
ネット専門だったり実店舗だったり。
アロマは香りを楽しむものとして、または不調を整えるものとして、ハーブはお茶としてデトックスやリラックス効果を期待して、特に若い女性に親しまれているようです。
なので大阪で言うとルクアだったりあべのハルカスだったり、大抵の商業施設に1店舗はそのようなお店が入っているようです(まぁ今調べたんですが笑)。
ドイツではハーブは昔から人々の生活に根付いているようで、今でもハーブはとてもポピュラーです。
ドラッグストアやスーパーでは「〇〇茶」「△△茶」と、多数のブレンド茶が売られています。
特に風邪茶など、不調を整える役割を果たすブレンド茶に関しては、取扱説明書にむやみやたらに長期使用しないことが書かれています。
(それほど身体に影響を与える力があるということですね!)
ただ、ハーブはハーブでもフレッシュ度や品質を言えばやはりハーブ専門店で購入する方が良いです。
専門店のスタッフの方々に相談することもできますし。
私がベルリンで実際に訪れたことのあるハーブ屋さんは、Kräuterkühne(クロイターキューネ)という名前で、当時ベルリンに10店舗を構える老舗ハーブ専門店でした。
「でした」と過去形で書いたのは、最近調べたらなんと!!去年廃業されておりました(泣)
残念としか言いようがないー。。。
去年ということは少なくとも新型コロナウイルスの影響ではなさそうですが。
ここのお店は私が当時住んでいた地域にたまたまあって、ちょうどメディカルハーブについてのブロックセミナーを終えた頃だったのも相まって何度か訪問していました。
日本のいわゆるオシャレなハーブ専門店とは違い、ドイツのは本当にハーブの葉を販売している感じでした。
もちろん中にはハーブを使ったシャンプーや他の製品もありましたが、メインはハーブの葉の計り売り。
日本の昔で言う漢方薬局みたいなイメージですかね(見たことないからなんともですが)。
いかにハーブが人々の日常の一部であり、欠かせないものなのかをひしひしと感じたのを覚えています。
確かに最近はドイツもだんだん「オシャレに手軽に便利に」が注目されているようで、もしかしたらハーブ専門店の経営も苦しい時代になってしまったのかもしれません。
でもお店の中のあのなんとも言えない雰囲気。
添加物のないオーガニックハーブを直で購入できる場所。
非常に温かいものを感じました。
ああ~、もうないのか~・・・と思うととても残念ですが、あのお店を体験できたことは貴重な経験です。
ドイツ人にとっては非常になじみの深いハーブ。
「〇〇のときは△△ティーを飲むといいよ!」と、ハーブに詳しくない人でも簡単な効能(〇〇には△△等)を言えるくらいです。
私も昔はよく胃薬を飲んでいましたが、今はすっかり胃腸茶に切り替えています。
しっかり効きますし、薬よりもやはり手軽感があります。
(動物自然療法母校のハーブ園🍃)
ハーブをあなどることなかれ。
これはもちろん、動物たちへも有効な手段です。
(※人間用が全て動物用に代用できるわけではありませんので、あしからず。)
本日もご訪問頂き、ありがとうございました!