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クリスマスライブの曲

2020.10.12 14:20

今年も有難い事に、初咲里奈ちゃんのクリスマスライブに出演させて戴く。

12月5日(土)である。

最近、その日に唄う予定のデュエット曲をひたすら聴いてる。

一曲は、ダニーハサウェイのWhat's goin' on。

横浜のバーで働いてる時によくかけていたアルバム。

私の実家から走って1分しない距離にあるバー、PIPAS。

実は今日で15周年。

おめでとうPIPAS。

近々呑みに行かねば。

最初は、姉が行き始めた。

「友達が出来たからじゅんも行こうよ」と誘われて一緒に行った。

ごはんも美味しいところで、なにより常連さんと仲良くなって、ちょくちょく行っていた。

そこで仲良くなった友達は、MV収録にも来てくれた。


横浜に住んでいた頃は、ライブを演る方ではなく観る方だった。

当時の東横線で、都内へライブを観に行ってた。

毎回、打ち上げの途中で走って帰る。

終電があるのだ。

なんでや。

なんでこんな思いしなきゃいけないんや。

ぜっっったい東京住んでやる。

そんで朝まで呑んでやる。

そんなことを沸々と考え、根岸に帰る。

横浜駅から根岸線、もとい京浜東北線で5駅。

ド田舎ではないが、降りれば山が見えるし、日石の工場があって目の前まで行けないが海もすぐそこにある。

コンビニはあるが、夜中までやっている店は、当時はほとんどなかった。

スナックくらい。

この田舎にも都会にも割り振られない中途半端な感じ、横浜っぽい。

都民が住みたい街に必ずランクインするらしいが、こちとら、あ、そうなん?って感じだ。

そして、その余裕感というか、競う気ないけど気付いたら賞もらってたわって感じ。

東京べつに行けるしわざわざ引越しさなくてよくね?、という、ぬるま湯感。

いい意味でも悪い意味でも、横浜って感じ。

当時は「終電23時台とかまじでありえないしライブハウスもないしなんなんやこの街は。東京人多いから横浜でいいやん^^、じゃないよまったくこれだから横浜の人間は云々。」とかイキり倒していた。

私も青かったのですね。

そんな中、終電でたどり着いて、もしくは終電を気にせず呑める、貴重なお店だったのだ。

大抵ビールを呑んでた。

カウンターでかなりの頻度で眠ってた。

優しいお店なので起きるまで置いといて下さる。

「あ!この間寝てた子だ!今日は起きてるー!!」と言われることもあった。

バーカウンターの眠り姫とは私のことだ。(だからなんだ。)


大学生になった時、そのバーでアルバイト募集をしていた。

働くと飲み代が半額と知った。

働くしかないとおもった。

結局酒。

次の時、丁重に記入した履歴書を持って呑みに行き、帰りがけにおずおずと差し出す。

酒を呑まないと行動出来ないのは昔から変わらない。

「じゅんちゃんだったら履歴書要らないよ。」

と、即決で働くことに。

何度となく潰れて迷惑お掛けしているというのに。

ありがたいことだ。


私は基本的にバーカウンターに立って、ご注文を聞いたり、飲み物や簡単なおつまみを作って出したり、お料理を運んだりする。

なぜなら、キッチン向かなかったから。

時間に追われて料理するのが苦手過ぎる。

あと自分だったらこのくらい食べたいわっ、なんてちょい大盛りする癖がある。

いまだにライブのフードでよくやっちゃう。フードは私の裁量だから良んだけども。

で、バーカウンターではお客さんとお話しするのもお仕事。

緊張して呑まないとお喋りできないので、家でギルビーウォッカをオレンジジュースで割ってスクリュードライバーにして呑んでたらテンション上がってひと瓶飲み干してしまい、酔っ払って出勤。

今日なんか元気だねと言われ、そんなことないれすー!ちょっと呑んでたでつー!と接客。

「じゅんちゃんお酒呑んでたほうが喋れるから次から呑んできてね」と店側からお達しが出る。

そんなポンコツ具合であった。

安定の酒癖。


お客さんとお話ししつつ、棚に沢山あるCDの中から雰囲気に合わせて曲をかける。

私は音楽の知識がびっくりするくらい少ないので、洋楽のCDを前に唖然とした。

わ、わっかんねえ。

とりあえずビートルズ流しとけばいっかとか毎回そんな感じの私を見兼ねて、この辺流しておけば大丈夫だよと教えて下さった。

その中の一枚が、このダニーハサウェイのLIVEだった。

かけてるうちに、あ、本家よりこのWhat's goin' onの方が好きだなあと思った。


チクロさんと鶯谷ワッツアップで初めてお会いした時、私がアカペラで唄っていたら、

「それ、ダニーハサウェイの方ですよね?」

と言われて、うおー、わかりますかー!と盛り上がり、のちにユニットでライブ演ることになったり。

いろんな思い出のある曲である。

もう一曲は、この間りなちゃんがMCでも話していましたが、アニメ、キャロルアンドチューズデイの曲。

私はアニメも曲も初耳。

ガチネイティブ英詩なので、りなちゃんから初めて聴かせてもらった時、怯んだ。

でもめっちゃ良い曲。

曲だけ覚えることもできるけど、折角だからアニメ観ておこうと思い、一気見した。

海外のアニメか?と思ったらバリバリジャパニーズアニメだった。

しかも声優さんも楽曲提供者も錚々たる面子。

曲は海外のシンガーさんが唄っているらしく、まぢネイティブ。そりゃそうか。


私は物覚えがあまり良い方ではなくて、ダムダム団に加入した時歌詞を覚えるのもだいぶ苦労した。

物覚えが悪いというより、覚え方がちょっと変わってる。たぶん。

歌詞をそのまま覚えようとしても全然入ってこなくて、景色とか物語とかをつくって練り込んで、あと音ざわりで全然ちがうものを脳内再生したりとか。

覚え方って人それぞれだし話したことないからわからないけど。

高校時代も、先生の話す要らない予備知識とか豆知識とか雑学をノートに色ペンでびっしり書いてた。

そうすることで、やっと色がついて覚えられる。

空気をなじませるみたいな感じ。

だから、作品観た方が手っ取り早い気がした。


アニメを最終話まで通して観たの久々だった。

音楽のアニメって初めてかも?

フリクリくらい?

あれは映画だけど。

フリクリって音楽にはいる?のか?

ちなみに妖怪ウォッチは1巻から23巻までDVD持ってる。すごい好きで買った。中古だけど。

ふたりの女の子が音楽を始めて紆余曲折な話なのだけど、とにかく曲が毎回良いので飽きなかった。

声優さんが本当豪華なので、うおお、この人も出てるのか、となった。

ダークな部分もあってパーフェクトブルーを思い出したけど、あそこまでカルトじゃないし、見終えた後ちゃんとほっとさせてくれるアニメでした。

[パーフェクトブルーの挿入歌、愛の天使。めっちゃいい曲。THE平成アイドルソング感がとても好き。映画はサイコ系なので、アイドルキャピキャピるんるんを想像して観ると後悔すると思われ。]


りなちゃんと演る予定の曲は綺麗な高音部分がある。

私は声が低い訳ではないのだけど、まあアルト寄りではある。

プラス大体枯れてる(酒焼けてる)ので、まずは滑らかな喉にしたい。

完全回復すれば、高い声も出るんだよ。

本当だよ。

小学生2年生くらいの時の十八番はSPEEDのWhite Loveだったんだよ。

過剰な島袋寛子の歌マネがウケて、親戚に毎回唄わされてたんだよ。

はちみつ大根を常備して、乾燥対策してがんばるぞ。


12月5日は、私の髪の毛をメガ盛りMAXしてクリスマスツリーみたいにする予定なので、おたのしみに。



10月29日(木)高円寺無力無善寺

「じゅんじゅんワンマンライブ」

開場18:00 開演18:30

1000円1ドリンク付

持ち曲全部やっちゃうよ!ライブ後スナックじゅんじゅん開店★

数量限定‼︎Freeローストポーク有〼*おつまみ持ち込み大歓迎☆呑みに来るだけでも大歓迎♪♪♪