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江東区亀戸美容室 ちょっと変えたいあなたのために one,s PLACE 美容師 相澤一也のブログ

直腸がん フォルフィリ療法(FORUFIRI)療法と脱毛とウィッグ

2016.07.30 20:02

みなさまおはようございます。


江東区北砂西大島南砂 砂町銀座商店街入り口の美容室 ヘアーシップリボーン相澤です。


今回のお客様は"直腸ガン"と戦うお客様


今回 抗ガン剤の種類が変わって、お医者様に

脱毛をするのでウィッグを用意するように言われてご来店なさりました。


医療用ウィッグのユーザーは乳がんの方が多く、次いで脱毛症で今回は初めてのケースでした。


治療方法はFORUFIRI(フォルフィリ療法)


ここはいつも相談させていただいている、経験豊富な ふくりびの看護師さんに聞いてみました。


以下ふくりびの看護師からの返答です


FOLFIRI療法は、再発消化器癌に対する抗がん剤治療として一般的です。

薬の組み合わせの名前です。

フルオロウラシル(5-fu)とイリノテカンという抗がん剤を使います。

フルオロウラシルはあんまり髪の毛は抜けません。軽度、となってます。

分類上ではイリノテカンは、乳がんでよく使うドセタキセルやパクリタキセルと同等の脱毛が起こるとされています。高頻度で脱毛とされてます。

が、私の感覚的には全部が抜ける感じではありません。これはドセタキセルなどよりもイリノテカンが容量が少ないとかがあるのかもしれません、兼ね合いはわかりませんが、襟足の部分は残るような感じの抜け方が多いような印象です。

脱毛の時期は2週間後くらいからだとおもいますが、1回で全部抜ける、ってことは多分ありません。



お客様にお伝えしたところ少し様子を見てみるとのご返答でした。


しかし 2週間を境に劇的に脱毛されてしまいウィッグのご注文をいただきました。


以前にご紹介した 乳がんのパクリタキセルもそうでしたが、

この投与後2週間というのが脱毛の場合は境目になりそうですね


↑ふくりび6LVミディアムのウィッグ



↑装着したイメージです。


みなさん ウィッグを触っていただいた印象が

こんなにサラサラヘアーになったことがないからなんだか嬉しい〜

そのうち短くするから長さはキープで行きます!

とおっしゃる方が多いです。


↑長さはキープで

↑レイヤー(段)を整えて

↑前髪命のAさんには"厚めのギザギザバング"を





↑前髪を作ることで生え際が見えなくなるのでウィッグも自然に見えます



↑全体的には丸みのあるシルエットに





Aさんから脱毛についてこんな質問が


髪の毛は一気に抜けたんだけど、腕やその他の毛は抜けないんですよね、、、


これについては このブログでもおなじみの

マツキヨさんにお聞きしました。


薄くはなったけど、髪や眉毛に比べてかなり残ってる

すね毛は剃ったあと生えてこない感じ

他の毛もね残ってる

写メは送れないけど(笑)


とのことです。


今回のブログでは フォルフィリ療法では脱毛する。

との結果になりましたが、抗ガン剤の副作用による脱毛には部位や量などにかなり個人差があるようですので、焦らずにご自分にあったウィッグを用意出来ると良いと思いました。



Aさん 治療頑張って下さい!

それでは


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