強さとやさしさ。
先日、学校でトラブルに巻き込まれた娘。
話を聞いているとたぶんこれは98パー巻き込まれた事故。
中学生になって
みんな少し大きくなったような気がして
世界観が変わって
携帯を持つ子が増えて
んで、ちょっとオラオラ感出てくる一年生のこの時期。
まぁよくあるトラブルなのでしょうが
今回ちょっとこれは…と思い
学校の先生に相談しました。
ちょうど三者面談でその話を聞いてもらって
「今回はあなたの強さとやさしさを利用した、完全に悪意のある行為。あなたは強くてやさしいから…それはつらかったね。」
と先生から声をかけられ
張り詰めていた緊張が切れたのか
隣で涙をこらえている娘がいました。
人前で泣く事はほとんどない子が今にも泣そうな顔をしていて(あ、家ではよく泣くよ)
よっぽど辛かったのだなと
母も心が傷みましたが
しかし、
ピンチはチャンス
と
日頃から思っています。(わたしが。)
まだ大人の目が届く今の間に
色んな経験しとけ。
というのが我が家の考え方なので
今回この洗礼は娘にとってははっきり言ってキツかったけど、
まぁでもね
社会に出ても全然ふつーにあることですし、
日頃から気になっていた娘のいいところと悪いところが一度に出て
私はええ経験になったな。と思っています。
娘の強さもやさしさも
とてもいいところではあるのだけれど
我慢しすぎる強さは時として自分を傷つけるということ。
人をおもいやりすぎるやさしさは時として自分を見失うということ。
無理して誰とでも仲良くする必要はなくて、時にはきちんと線を引くことも必要なのだということを
先生が娘に話をしてくれました。
まぁ、した側は悪いけど
この一件から学ぶことは
された側の娘にだってあります。
この子たちが安心して楽しく中学校生活を送れるように、今回のこともはっきりさせてしこりが残らないようにしていきますからね。
と
わたしにも言ってくださって
娘もわたしもスッキリとした気持ちで面談を終えました。
先生が娘に話してくれた
強さとやさしさの話は
大人の私たちにとっても、関係のある話で
お客さまの中にも、
「行き過ぎ」の強さとやさしさで自分を苦しめている
がんばりやさん女子の方、たくさんいらっしゃいます。
こういう状況が続いた時に
感覚と思考がマヒして
にっちもさっちもいかなくなって
駆け込むように私のところへ来てくださる方が多いです。
強さとやさしさって
勇敢で壮大でたくましい感じがするけれど
なんというか…
そこには
しなやかさがないと上手く回っていかないんじゃないかな。って思って。
緩急ってことかな。
なんか苦しくなってきたら一度立ち止まって
誰かに話を聞いてもらうのもいいかもです。
頭の中整理できるよ。
強さとやさしさの話でした。
あ、あれから娘は
元気に学校へ行ってます。
ご心配なく。