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私がメンズ雑誌に共感するとき、きっと性を行き交っている。

2020.10.10 09:11


「わたし、メンズコーナーにいるね」




母とユニクロに訪れた時の

私の言葉である。


母にとっては娘の

"お決まりの言葉”

になりつつあると思うこの言葉。



それほど私は

ユニクロのメンズコーナーが好きだ。



レディースコーナーよりも

「かわいい!」「着たい!」

と思う服がある。




これは

ユニクロに限ったことではなくて

ファッション誌でもそう。



レディース雑誌よりも

メンズ雑誌のファッションアイテムに

共感する。



「あ〜これ可愛よね、わかるわかる」


「え!このブランドの新作かわいい!」







いつからか私のファッションの好みは

メンズ寄りになっていた。




この傾向がいつからあったのか?

と言うと多分小学校の頃からで


服の好みは特に無かったが

女の子寄りの服よりも


アディダス、ナイキ、プーマ

といったスポーツブランドの

ジャージを着てる方が

自分らしく思えていた。




しかし、高校時代は

3つ上の姉の影響でお姉さん雑誌(BAILA)を

読んでいたため、


「女の子」よりも「女性」寄りの

ファッションだったと思う。






大学時代。



これはもう「爆発」だった。



何がと言うと、

"ファッションの爆発"。


ファッションへの愛が溢れて

色んな系統のファッションをした。



また、

表現できない自分の

パーソナリティーを

ファッションで表していたように思う。




女の子らしいものから

男の子らしいもの。


モード系、ストリート系、

ヴィンテージ、アメカジ風など。


あまり登場しなかったのは

ギャル系ファッションくらい。笑





こんな変遷を経て現在は

「かわいい系ファッション」を

楽しんでいる、


と言いたいところだが

やはりメンズファッションに

共感する自分がいる。




雑誌コーナーでは

メンズ誌を読み込む。



最近は、

SENSEという雑誌の付録の

Supremeのステッカーに惹かれた。



他にも他雑誌掲載の

BVLGARIのアルミニウム時計

PRADAのリナイロンバッグも

「可愛い!」と思った。







私の中に

「女性性」「男性性」

というものがあるのなら、


メンズ雑誌に共感しているとき、

私の中の「男性性」が作用している

のだろうか?




答えは求めないが、

自分の内面を掘れば掘るほど

予想外で面白い。





これから先もきっと私は

ユニクロのメンズコーナーが好きだし、

メンズ雑誌が好きだ。









そうそう、

私が"ファッションの爆発"

をしていたときに

気づいたことがある。


今回は、

それをご紹介して終わろうと思う。





その気づきとは



"ファッションは性を
行き交うことができる"



ということ。




女の子らしい服を着た日は

所作等も女の子らしくなるし、


男の子寄りの服を着た日は

どことなく気持ちが活発に

男の子ぽくなった。






私は、このとき

ファッション(服)を通して

性を行き交うことができたと思った。






それから今は、

このようにも思える。





着せずとも

メンズファッションに惹かれ、

共感したとき、


私は"性のはざま"に

居るのではないか、と。