CNBLUEカン・ミンヒョク、ソロファンミーティング、「LOVELY JUMP Ⅲ」@東京国際フォーラム 参加レポ。LOVELYな魅力を堪能した2時間半。
7月28日東京国際フォーラムで「カン・ミンヒョク(from CNBLUE) 1st Solo Fan Meeting in Japan~LOVELY JUMP III~」が開催された。今回はファンミーティング夜の部の参加レポをお届けする。
オープニングはミンヒョクが出演したドラマ『オレのこと好きでしょ』のOST「Star」を歌いながらの登場。今回のファンミーティングのテーマカラーである「LOVELY PINK」のペンライトに迎えられて熱唱。ピンク色のペンライトが「少女時代のコンサートみたいですね」と一言。
司会はCNBLUEのファンミーティングではおなじみの李由美さん。軽妙なトークで楽しい進行を繰り広げてくれた。夜の部のトークの内容は、大きく4つに分かれており『高校時代』『インディーズ時代』『ドラマ・バラエティ』『ワールドツアー』について語られた。今回のステージには通訳が付いたが、ミンヒョクは出来るだけ自分の言葉で話そうと、通訳に言葉を確認して言い直すなど、かれの前向きな表情が見えて微笑ましいトークコーナーだった。
『高校時代の話』ではミンヒョクの同級生がビデオメッセージで登場。ほろ酔い気分の友人たちはミンヒョクが今も昔も変わらず友人が多くて人気者だ、ということを話したが、ミンヒョクは「この動画はぼくが自分で撮りました。いいことを言ってもらおうと思って、ちょっと高い焼酎をおごって」という裏話を暴露?する一面も。
さらに高校時代の初デートでクーポンを使いまくって女の子がドン引きしたというエピソードも。「高校生はお金あんまりないし」と照れながら言い訳するミンヒョクだったが、真面目で堅実なミンヒョクらしい、とファンは感じたのではないだろうか。
また写真でパク・シネが登場すると「シネお姉さんの『ドクターズ』応援してください」といい、キム・ウビンのビデオメッセージの後にも「ウビンお兄さんのドラマ(『むやみに切なく』)応援してください」という気づかいも。その他にもトークの端々にCNBLUEのメンバーのエピソードを語るなど、友人たちの「人気者」と呼ばれる所以が垣間見えて微笑ましいひと時だった。
趣味のコーナーでは水泳と料理が紹介されたが、「普通、趣味といえばたくさんの時間を使うことかもしれないけど、僕の場合は時々」と「趣味=得意」ではないことを何度も強調したが、料理の腕を披露することに。最初に玉ねぎのみじん切りをすることになったのだが、包丁の切れ味がイマイチで、見ていてちょっとハラハラする手つき。それでも玉ねぎの4分の1ほどをきれいなみじん切りに仕上げた。
その玉ねぎのみじん切りでミートオムレツを作ることになったのだが、結局ミンチ、玉ねぎ、卵を混ぜてしまい、オムレツというよりはスクランブルエッグのような出来上がりに。自分でひと口食べたミンヒョク「おいしいですよ」と、由美さん、通訳さんに勧めるも断られ目の前にいた女性のカメラさんに勧める。スプーンですくってフーフーしてカメラさんの口へ。会場は嫉妬と羨望の「きゃー」「えー?」という声に包まれ、由美さんは「カメラさん、帰り気を付けてくださいね」と、笑えないアドバイスを一言。
ところが、自分が作ったオムレツ?をどうしても美味しいと言ってもらいたいミンヒョクはお皿とスプーンを持って客席に降り、最前列の観客10人ほどに『餌付け』。その行動にびっくりするやら羨ましいやら。こんな風に親しみやすい雰囲気があるのもミンヒョクの魅力だろう。
中盤でドラマ『タンタラ』のOST「泣いてもいい」を披露。しっとりと表情豊かな歌声に聞き入ってしまう。
後半はファンミーティング恒例のゲームコーナー。「ミンヒョクVSファン3人」というテーマでミンヒョクと3人1チームのファンが対戦?するというゲーム。「洗濯物競争」「ジェスチャーゲーム」「LOVELYに耐えられるかゲーム」の3つが行われたが、「LOVELY~」で衝撃の事件が勃発。
ファンがミンヒョクの’’LOVELY’’な行動に耐えられるか、というゲームなのだが、「お菓子を食べさせてあげる」というミッションで、ミニョクはマシュマロをファンに食べさせてあげることに。その時、口を開けて待っているファンの前で2,3回フェイントをかけたうえ、マシュマロを半分かじってファンの口へ。会場は悲鳴に包まれ、食べたファンも言葉を失うほどの衝撃。これには司会の由美さんもびっくりしたようで、どうフォローしようかと一瞬オロオロした様子だった。だが、この行動に限らずミンヒョク自身もファンとの交流を楽しんでいるようで、終始笑顔だったのが一番の印象だった。
最後は『タンタラ』のOST「I see you」で幕を閉じたが、最後のあいさつで「ミンヒョクとして、CNBLUEとして頑張っていくので応援してほしい」と締めた。
2時間半というファンミーティングとしては異例の長丁場だったが、「たくさん準備して、日本語も頑張った」というミンヒョクが、真面目に一生懸命臨んだためなのだろう。最後のジャンプの写真も自らモニターをチェックして撮り直すというシーンもあった。CNBLUEの’’LOVELY’’担当というキャラクターだけでなく、男らしい一面も垣間見ることができ、終始笑顔の絶えないファンミーティングだった。
残念ながらCNBLUEとしての活動は予定されていないが、8月にはイ・ジョンヒョンのソロコンサートが開催される。また、ミンヒョクが出演した映画『相性』(イ・スンギ、シム・ウンギョン主演)も秋ごろに韓国で公開される予定である。
(写真:FNC MUSIC JAPAN、カン・ミンヒョクのインスタグラム)