新宿と渋谷の間で。
本日は、装苑賞の審査会で上京です。
久しぶりに長ズボンを履き、ジャケットを羽織り、革の靴を履いていざ東京へ。
今回で94回目。
日本で一番歴史あるファッションコンテストで新人デザイナーの登竜門、
数々の有名ファッションデザイナーを輩出しています。
詳しくは、装苑賞で検索してみてください。
もう、何年目だろうか、生意気にも審査員をやらせていただいてます。
審査員の記念撮影。
(左から コシノジュンコさん、津森千里さん、皆川明さん、僕、濱田理事長、
岩谷俊和さん、廣川玉枝さん、三原康裕さん、森永邦彦さん)
僕も、むかし、むかしの学生の頃、チャレンジしていました。
結果は、装苑賞は、とれなかったけどね。
悪夢の第69回の装苑賞該当者なしの時の佳作1位が、僕。
該当者なしは、装苑賞の歴史の中で第69回のみ。
そんなことで僕は、装苑賞には、人一倍思入れがあります。
今回は、こういう状況の中、いつもと違う形で審査がおこなわれました。
個人的には、いつもと違う審査方法は、個人的にはよかったと思う。
ただ、やっぱりライブ感は欲しいと思った。
受賞者の歓喜の声や観客の拍手など、ファイナリストや受賞者が、
自分の自己満足の表現ではなく、第三者の目に触れることの実感、
良いも悪いも評価される現実が、生で伝わる感じ。
審査の方は、いつもよりわりと難航し、審査員の間でもいろいろな意見がでた。
あまりここでは詳しく書けないけど。
最後の講評で皆川明さんが話してた、
ファッションの多様化。
そうだ、そういうことだと、今回、特に僕も感じた。
受賞をした方、本当におめでとうございます!
ファイナリストに残った方も素晴らしいです。自信を持ってくださいね。
ただ、この悔しさを決して忘れないように。
みなさんお疲れ様。
次回も審査員を引き受けることになりました、ぜひ応募してきてください。
会場窓から見た景色は、どんより曇り空。
たかしま かずあき
2020.10.13