再生カボチャンズ
十月もアートワーク懇談会と称して、自死遺族美術班は(←『チームB』と命名)、某所アトリエへ向かいました(^-^)。
この日のウォーミングアップは『色彩(カラー)セラピー』。
ふむ…(゜.゜)ウェブ上では見かけたことがあっても、実際にはやったことがないので初体験です。
📷目の前に並べられたカラーから、その時の直感のみで二色をチョイス。
📷私が選んだこの時のカラー。
診断結果は>>>>>>
あなたのポジションは母親です。
無条件の愛を注いだり、世話を焼いたり、時には人の先頭に立ち、身を犠牲にして戦うでしょう。
同情心に振り回されることなく、先々の計画をしっかり立て、冷静に物事を見つめましょう、というのが潜在意識からのメッセージです。
(゜.゜)ほほう? やはりアート好き亡き娘への供養の意味でも?ポジションは『母親』というのが前面に押し出されている組み合わせ色なんですかね?
………と、心を解していただいて、、
本日のメインは『立体かぼちゃ』づくりです。
ハロウィンも近くなり、季節にぴったりのプログラムですね~……なんて、世間一般的なノリには置いてきぼりにされがちな私でも、同じような悲しみを心の奥深くに棲まわせている者同士の場では、無理することなく“エンジョイ心”や“わくわく感”を少しずつ取り戻せるように思います。
以前の『楽しみ』とは違う、生きていく上での『息継ぎ』『心の一息』。
📷まずは本物のかぼちゃをよく観察し、好きなかぼちゃを選びます。
中身や味を想像しながら、五感を使ってのアート。
手のひらで触りながら叩いてみたり、感触や形、そのモノの表情をさらに観察していきます。
畑でどんな風に育っていったのかなど、想像も巡らせて。
📷新聞紙を使い、形を作って行きます。
一枚ずつグシャグシャに丸め塊を作り、それをマスキングテープで巻きつけ固定します。
マスキングテープで止めたら、新聞紙を使ってその上からどんどん雪だるま式に肉付け。
新聞紙を丸めたり、捻ったりして思い思いに好きな形を作っていきます。
📷形ができたら、匂い、味を想像してかぼちゃの中身から色をつけていきます。
カラー和紙を好きな形にちぎり、でんぷんのりを水でといだものを筆でつけていきました。
📷中身の色が完成したら、表面の色をつけていきます。
和紙を細く巻いて着けたり、落水紙という目が粗い和紙で皮の表情を豊かに表現したり。
📷最後、和紙を丸めてヘタを作り、ノリでつけたら完成です。
どうでしょう? カボチャの量感、ナカミがずっしり詰まった重みを感じますかね?
📷再生カボチャンズ。
まさかの新聞紙で可愛らしく?生まれ変わりました。
作り手にもより、表情も違います。
他の方の感性に驚いたり、ここの表現がすごくいいねと共感したり、作品に対する想いや拘りを共有タイム。
向きを変えるとまた様々な表情があらわれ、立体作品の面白さを感じました。
量感画の立体版、再生カボチャンズも、『星のしずく』で取り入れたい息継ぎエンジョイアートワークです。
ふぅ~(;; ^∀^)けっこう汗かきますよ~。
📷お家に帰って娘の仏壇に供える前には、ニャンズ(盆ちゃん鉢くん)の入室審査が待っていました。
許可されるでしょうか?
◆自死遺族の集い