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さいたま自死遺族の集い*星のしずく

再生カボチャンズ

2020.10.14 01:04

十月もアートワーク懇談会と称して、自死遺族美術班は(←『チームB』と命名)、某所アトリエへ向かいました(^-^)。


この日のウォーミングアップは『色彩(カラー)セラピー』。

ふむ…(゜.゜)ウェブ上では見かけたことがあっても、実際にはやったことがないので初体験です。


📷目の前に並べられたカラーから、その時の直感のみで二色をチョイス。



📷私が選んだこの時のカラー。

診断結果は>>>>>>

あなたのポジションは母親です。

無条件の愛を注いだり、世話を焼いたり、時には人の先頭に立ち、身を犠牲にして戦うでしょう。

同情心に振り回されることなく、先々の計画をしっかり立て、冷静に物事を見つめましょう、というのが潜在意識からのメッセージです。


(゜.゜)ほほう? やはりアート好き亡き娘への供養の意味でも?ポジションは『母親』というのが前面に押し出されている組み合わせ色なんですかね?

………と、心を解していただいて、、


本日のメインは『立体かぼちゃ』づくりです。


ハロウィンも近くなり、季節にぴったりのプログラムですね~……なんて、世間一般的なノリには置いてきぼりにされがちな私でも、同じような悲しみを心の奥深くに棲まわせている者同士の場では、無理することなく“エンジョイ心”や“わくわく感”を少しずつ取り戻せるように思います。

以前の『楽しみ』とは違う、生きていく上での『息継ぎ』『心の一息』。


📷まずは本物のかぼちゃをよく観察し、好きなかぼちゃを選びます。

中身や味を想像しながら、五感を使ってのアート。

手のひらで触りながら叩いてみたり、感触や形、そのモノの表情をさらに観察していきます。

畑でどんな風に育っていったのかなど、想像も巡らせて。



📷新聞紙を使い、形を作って行きます。

一枚ずつグシャグシャに丸め塊を作り、それをマスキングテープで巻きつけ固定します。

マスキングテープで止めたら、新聞紙を使ってその上からどんどん雪だるま式に肉付け。

新聞紙を丸めたり、捻ったりして思い思いに好きな形を作っていきます。



📷形ができたら、匂い、味を想像してかぼちゃの中身から色をつけていきます。

カラー和紙を好きな形にちぎり、でんぷんのりを水でといだものを筆でつけていきました。



📷中身の色が完成したら、表面の色をつけていきます。

和紙を細く巻いて着けたり、落水紙という目が粗い和紙で皮の表情を豊かに表現したり。



📷最後、和紙を丸めてヘタを作り、ノリでつけたら完成です。

どうでしょう? カボチャの量感、ナカミがずっしり詰まった重みを感じますかね?



📷再生カボチャンズ。

まさかの新聞紙で可愛らしく?生まれ変わりました。

作り手にもより、表情も違います。

他の方の感性に驚いたり、ここの表現がすごくいいねと共感したり、作品に対する想いや拘りを共有タイム。

向きを変えるとまた様々な表情があらわれ、立体作品の面白さを感じました。


量感画の立体版、再生カボチャンズも、『星のしずく』で取り入れたい息継ぎエンジョイアートワークです。

ふぅ~(;; ^∀^)けっこう汗かきますよ~。


📷お家に帰って娘の仏壇に供える前には、ニャンズ(盆ちゃん鉢くん)の入室審査が待っていました。

許可されるでしょうか?

星のしずく*管理人



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