水コン・ファイナリストインタビューVol.2 若森咲葉さん
今回は水コンファイナリストNo.2の若森咲葉さん(文教育学部言語文化学科・3年)にお話を伺いました!
_水コン出場へのきっかけ
水コンに興味を持ったのは、「お茶大生が憧れるお茶大生」という当時のコンセプトに共感したからです。そもそも、水コンは他のミスコンとゴールが違うことを知って、出てみたいと思い始めました。お茶大と真面目で何事にも一生懸命なお茶大生がすごく好きで、お茶大生になれたことを誇りに思っています。そんなお茶大生の代表になることができたら、自分の人生の中での誇りにもなると思って、悩みながらも水コンに挑戦することにしました。
_ファイナリストに選ばれての感想
面接から発表までの期間が、1~2日しかなかったので、あれこれ考える間もなかったです(笑) 面接に向けてしっかりと準備をしていたので、その想いが伝わって嬉しかったというのが正直な気持ちでした。
_これまでの水コンの活動(2020年9月10日時点)の中で、1番嬉しかったこと
自分が水コンで他の人とは違うことをしようとしても、まずは見てくれる人を増やし、 応援してくださる方を増やさないとといけない。そのためにどれくらい力を割けばいいのかを考えるのが辛い時期がありました。しかしその分、「なぜ私は水コンに出たのか」について向き合う時間をつくることが出来たので、自分の軸をもう一度見直して本当にやりたい活動を見つけられた時、そしてそれを発信して同性からの評価が得ることができた時が一番嬉しかったです。「アイラインがきれいですね」「メイク道具は何を使っているのですか」など、女の子に興味を持ってもらえることってこんなにも嬉しいのだなと感じました。
_好きな服やコスメのブランドを教えてください。
洋服はそこまでこだわりを持っていないのですが、最近は『LOWEYS FARM』が好きです。コスメはどこか一つのブランドというわけではなく、M・A・C だとリップやハイライト、イヴ・サンローランだと口紅といった感じで、種類ごとに王道のようなものを使っています。たくさん持っているわけではありませんが、THREE などのシンプルなデザインのものも好きです。
_現在コロナウイルスの影響により、SNSでの活動が主なミスコンの活動だと思うのですが、 SNSで発信をするにあたって、他の候補者との差別化を図るようなことや、普段から意識していることはありますか?
まず、SNS の使い方に関しては、お茶大生の顔になっているので、言葉遣いにはすごく気をつけています。私はそもそもそんなに綺麗な言葉遣いではなく、インスタライブをリアルタイムで流すのは結構大変だったのですが、より多くの方に見ていただいているので、そこはすごく気をつけました。
今回の自分の水コンに出た理由が、お茶大生が憧れるお茶大生になりたいというのに加えて、もう一つ「努力は成長へ 成長は魅力へ」というコンセプトに共感したということがあるのですが、それを私は自分磨きに当てはめて発信をしていきたいと思っています。
たとえ水コンがミスコンと違うものをゴールにしていたとしても、多くの人は結局外見から入ると思うのでミスコンへのルッキズム的な批判意見は水コンにもあると思っています。それに対して、「いや私は内面で勝負したいんですよ」というのはあまりやりたくなくて、ミスコンに出場するからには外見を磨くことは当たり前だと思うし、ミスコンに出るのであればある程度外見を売りにしたいとも思っています。だからこそ私は今回の活動で「自分磨き」を重視していて、外見が内面に与える影響や、反対に内面がどう外見に表れるのかということを私はテーマにしています。ここが他の候補者とはかなり違うと思っているのですが、私は外見のほうに絞っていこうと思っています。
自分自身、今の自分の見た目は小学校中学校の時とはかなり違っており、だからこそ自分は今の自分のことや自分の外見を好きになれたので、「中身を見てください」と言うのではなくて、こういう外見になるためにこういうことをしましたということや、言葉遣いといったことにどう影響するのか、自分を好きになるってどういうことなのかといったことを、基本的には積極的に発信していきたいと思っています。
SNS に関しては、私はインスタに結構力を入れており、今日もお茶大生の子に頼んでメイクをしてもらったり、ヘアアレンジを教えてもらったりといった企画をまとめて投稿しようかなと思っていて、あとは自分磨きについてのインスタライブをしたりと、逆に外見にフォーカスしようと思っています。「外見よりも内面を磨こう」という最近の流れがあると思うのですが、ミスコンに出場していてそれを言うのはあまり好きではなくて、やっぱりそれを聞いた人の中で「じゃあなんでミスコンに出たの」って思ってしまう方もいると思っています。私はマイナスに見られがちな外見も努力のひとつの立派なかたちだと考えているので、外見から逃げるのではなく、外見の捉え方を変えて活動していこうと思っています。
_このインタビューのなかで「努力」についてかなり触れられていましたが、努力をするにあたり何か上手くいかないことがあった際、どのようにモチベーションを保たれているのかについて教えてください。
何に対して努力をするのかでも変わってくると思うのですが、外見、ダイエットの場合、自分磨きというものは、究極の話、あくまで自分のためにやっているものだからやりたくなかったらやらなくても良いとは思っています。ただその時に何をモチベーションにするのかというと、私はある程度自分磨きを続けてきたと言う結果が自分の中では出ているので、前と比べて自分がどのように変化したのかということを考えています。自分に対して自信が持てると、立ち振る舞いもかなり変わってきますし、自分の今までの成長の結果を見直すと「こんなことができるようになったな」と振り返ることができてもう少しだけ頑張ろうかなという気持ちになれると思います。
基本的にそれを続けるためには、それを自分に強制しないということが一番大事かなと思っています。「~しなければならない」ではなくて、「~したい」と考えないとどこかできつくなってしまうのではと考えています。
_お茶大生へのメッセージ
今回、水コンに出場した最も大きな理由は「お茶大とお茶大生が好きだから」ということです。 そのため、常に「お茶大とお茶大生」が私の活動の中心にあります。たくさんのお茶大生に私の活動を見ていただきたいし、興味を持ってもらえるような活動をこれからも行っていきたいと思います!
今回のインタビューの中で、若森さんは「自分らしさ、自分の理想を突きつめていくことで、周りからも憧れられる存在になる」と仰っていました。私たちは普段、他人からの評価ばかりを気にしてしまいがちですが、自分を高めることによって、評価は自ずとついてくるのだと改めて感じました。帰国子女ではないながらも、努力で英語のスキルを身につけ、また日々自分磨きをするなど、常に「理想の自分」に向かって走り続けている若森さん。そんな若森さんは、まさに「お茶大生が憧れるお茶大生」なのではないでしょうか。
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(ライター:いわ)