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Oimachi Act./おい街アクト

不完全である大人の心を味わい深く描いた秀作。「六つの心」はフランス映画のエスプリ満載‼

2020.10.16 03:00

パリの街中での人との出逢いと触れ合い。

この映画は大人の男性3人と、大人の女性3人の、それぞれの心を、プライベートな生活と仕事を絡めながら、本音と建て前、迷い。


いじけ、いい子ぶったり、六人六様、その心模様の移り変わり、あくまでも基本は自己中心的な考え方である"心"を描いていく。

だから映画のタイトルが「六つの心」。

名匠アラン・レネが見事に"心"描く。

そして無論、役者が素晴らしい。

映画は六人が繰り広げる様々なシーンを生き生きと描いていく。

そう、先を急いで観たくなるほどに動きが映画にはあるのだ。

人との心の触れ合いが時に痛く、時に優しく、また残忍であったり、滑稽で、風変り、人間の心が、他人の心によって色が変わるように描いている。

婚約者と住む家を探す女性。彼女には婚約者が仕事を見つけようとしないいらだりで、不動産会社の紹介したアパートがまるで気に入らない。

この時点で彼との生活を本心から望んでいないことが見えてくる。

負の部分しか見ようとしない、女性の"心"が描かれている。

こうして映画は始まっていく…。



映画「六つの心」(2006年・フランス作品)

監督/アラン・レネ

出演/サビーヌ・アゼマ、アンドレ・デュソリエ、

ピエール・アルディティ、イザベル・カレ、

ラウラ・モランティ/他

※2006年ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞秀賞、

他。