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台湾いとしこいし

子村莊園CHARM VILLA。金魚のティーバッグ可愛すぎ! こらあかん、見たら絶対うっかり買ってしまうやつや。

2016.08.13 00:00

以前から話題になっていた子村莊園CHARM VILLAの金魚のティーバッグ。

確かにものすごく心惹かれる可愛さなのだが、高いという話だし、なんか遠いところにあるそうだしで、今まで買いに行こうとか、見に行こうとか言う気にならなかったのだが、7月に日本から来た友人が買いに行きたいというので、こんな事でもないと行かないだろうし、面白そうと思いついていってみた。


店舗はMRT北投駅近くにあるという。お店のHPなどをみると、駅から1kmほど、だいたい歩いて10分くらいと、わりと辺鄙な(失礼)場所にあるようだ。

当日は、とてもいいお天気。すなわち、ギラギラの太陽が照り付ける猛暑だった。

駅の改札を出て、左方向の大通りに出て、高校を左手に見ながらひたすら線路沿いに進み、大きな通りを渡って、またひたすら線路沿いを進んでいく。途中に日陰はほとんどなく、靴下も履かずにサンダルで歩く素足を、容赦なく太陽が焼いていくという、苦行が続く。

と、なんだか素敵なオブジェというか銅像というか、(蒋介石だろうか爆)にであう。なんかキッチュで癒されるたたずまい。笑

おもしろ造形屋を過ぎてすぐ、Y字路にぶつかったら、そのYの線路側(左)をそのまま真っすぐ、次の小さい路地を右に入ったところに、目指すお店、子村莊園CHARM VILLAがあった。

ネットで見ていた通り、「ほんとにここ?」というような、ただの事務所か倉庫のような雰囲気。中に入ると、入り口にはうず高く段ボール箱が積まれており、まさしく倉庫の趣。

「ほんと、ここであってるのよね?」

などと小声で話しながら進むと、隣の部屋がショールームになっていた。ティーバッグの金魚が黒を基調としたオブジェの谷間でたわむれている。

「いらっしゃいませ。お茶をどうぞ」

と、店員さんがミニ紙カップのお茶を出してくれた。レジにいた店員さん、みなさん全員日本語ペラペラ、所作も日本風で、日本人客向け対応に力を入れているのがわかる。こんな不便な場所にあるのに、日本人がすごくたくさん来るのだろう。私の友人のように。すごい人気だ。

ディスプレイの撮影の許可をいただいて、改めて金魚に向かい合う。

かわゆい……!!

サンプルのティーカップで泳ぐ金魚ちゃんを見ていると、なんだか、私も買わなくちゃ、この子を連れて帰らなくちゃ、という気分になってきた。むむむ…。何だろう、この可愛さは。

おかしいな、見てるだけのつもりだったのに。爆

気になるお値段は、決して安くない。むしろ高い。

東方美人茶、玫瑰烏龍茶、紅玉紅茶、金萱茶四種類のお茶があって、一箱に一種類だけ入っているものが、1160元(12個入り)、四種類のミックスが1380元(12個入り)。

言うなればアレだ。アイデア代とオサレ代。手作業で人件費もかかってるだろう。しかし高いけれども、やっぱり可愛いものは可愛いのだ。

箱は、この日は茶色と緑から選ぶことができた。私は緑の方が好きだったので、緑を選択。

ティーカップで泳がせた時に透けて見えるバラの花びらが、金魚の柄に見えてものすごく可愛い玫瑰烏龍茶(ローズ)のみの一種類買いにしようか悩んだ挙句、他の味もあった方がいいかなと迷いが出て、結局ミックスを購入。

1380元。

貧乏大学院生の、一週間以上分の生活費相当のお金が飛んで行った。

でも買っちゃったよ。買っちゃったんだよ。金魚の可愛さ、恐るべし…!

お店から出てきたところで、外壁に掛けてあったローズ烏龍茶の写真に気付く。

あああ、もしかしたら、やっぱりローズだけにして可愛さを堪能する方向にすればよかったかもしれない…!?

ちなみに、店員さんによると、金魚ちゃんを楽しむ際には、先にカップにお湯を入れてから金魚ちゃんを入れてあげると、金魚ちゃんがつぶれないそうだ。

さて、何時金魚ちゃんとまったりタイムを過ごそうか。きっと、とっておきの時間になるに違いない。


子村莊園CHARM VILLA

住  所:台北市北投區豐年路二段137號

交  通:MRT淡水線  北投駅

電  話:02-2891-0101

営業時間:毎日 10:30~19:00。

     ※公式ページによると、クレジットカード使用不可。

がぁこ訪問:2016年7月