石切職人の話
こんにちは、ZOOMYです!
人に勧められた本を読んでいて、ある寓話を見つけました。
とても深い内容だったので、ご紹介しようと思います!
『石切職人の話』
ある日、旅人が道を歩いていると、
ひどく疲れた様子の石切職人がいた。
「何をしているのですか?」
と旅人は尋ねた。
石切職人が不機嫌そうに答えた。
「見ればわかるだろう。石を切り出しているんだ。生活のためだから仕方ない」
旅人はまた歩き始めた。
今度は、元気に働いている石切職人と出会った。
「何をしているのですか?」
と旅人は尋ねた。
「教会を造るために石を切り出しているんです」
と石切職人は答えた。
その先を歩いて行くと、
今度は顔を輝かせて働いている石切職人がいた。
「何をしているのですか?」
と尋ねると、彼は答えた。
「教会の石を切り出しているんです。みんなが心安らかでいられるように」
いかがだったでしょうか?
これは、仕事の意味とやりがいについての寓話です。
この話を読んで、僕は気づいたことがあります。
僕はビデオグラファーとして、撮影や編集をしています。
それがただ生活のためだったら、
最初の石切職人のように不機嫌そうにしているでしょう。
撮影・編集って、
一般に思われている何倍以上もの労力がかかっていますから。
作業だけを考えると、結構辛いものがあります。
しかし、僕が今、
3番目の石切職人のように
顔を輝かせながら働いているのはなぜでしょうか?
もし寓話のように、
「何をしているんですか?」
と聞かれたら、僕はこう答えます。
「ご家族のドキュメンタリーを撮っているんです。みんなが心安らかでいられるように」
僕が仕事にやりがいを感じているのは、
ただ撮影・編集が楽しいからではありません。
作品を残すことによって、
あなたの心に平穏と安らぎを与えられるからです。
この寓話を読んで、僕はそれに気づきました。
どんな職業にも応用可能な概念ですので、
あなたもご自分に当てはめて考えてみてください!
もし、今の仕事をつまらないと思っているなら、
解決の糸口が見つかるかもしれません。
PS.
ご紹介した本の著者は犬飼ターボさん。
タイトルは『仕事は輝く』です。
とても読みやすく、示唆に富んでいました。
僕は一人の著者の本をとことん読むタイプなので、
しばらくこの人の本にはまりそうです^^