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見せしめにされた?大した内容でもないのに大事にしようとする困った人

2020.10.15 10:24

日々仕事をしていると楽しいことばかりではありません。

むしろ辛いことのほうが多いという人がむしろ多いでしょう。


辛いことと言っても沢山あります。

体力的な辛さであれば回復は出来ます。

精神的な辛さは自分でも気づかないうちに蓄積しますし

誰かとの関わりの中で理不尽に生じるのは後者です。


ただ、少しの気遣いや思いやりの気持ちがあれば後者は防ぐことが出来ます。


仕事で何かが起きたときに大げさに共有をしたり

大勢の前で大声で指摘をしたり

メールであればCCに複数人を入れたり

SNSであればグループで大勢が見ている中で会話を展開したりと

「見せしめ」をする人は意外と多いです。


だいたいは大した内容ではなく個別対応をすればいいような内容がほとんどで

その認識があるからこそ

やられてしまった立場からすれば気分が良いものではありません。

この人がミスをしました、この人はダメですと周知をされていると思ってしまいます。


後輩や役職者などがいるのであれば「立場」を考慮して本来は判断をすべきです。


いくつかのパターンがあるとは思います。


まずは「配慮が出来ない人」

真っ先に信用を失うタイプです。思いついたら考えずに言ってしまいます。

この場合は他の人たちも経験があったり見てきたので理解もあるためにあまり心配はいりません。


「他責の人」

以前にもご紹介をしましたが、やりとりのすべてを自分の責任で進めたくない人です。

聞いていたり加わった人は当事者という認識なので、あとはそっちで判断してくださいというスタンスです。

そもそもあまり頼りにされていないでしょう。


これらはよくあるイライラさせる人達の傾向だと思いますが、以下は厄介です。


「攻撃をしてくる人」

なんらかの不満や敵意があって周りに悪い印象を与えようとします。あえて役職者に届くような方法を取ります。

日ごろのコミュニケーションに問題がある場合が多いですが、少し職場の難しい人に多い印象です。

見せしめにした後で仮に指摘が間違っていたとしたら自分自身に返ってくることをわかっていないからです。

自分に視線が集まらないようために標的を作る目的だったりもします。


「従わせようとする人」

自分の影響力を見せつけるために「誰か」を標的にしたパフォーマンスをします。

怖いと思う人もいるでしょうが、大半は面倒なので同じようになりたくないから気を使うようになります。

同じことをすると他人事のようになりますのであまり人がついてきません。


これらは何かしらの目的があって、かつネガティブな内容のものですので

綺麗に収めようとしても難しくて意図もわかってしまうので精神的に相当な負担になります。


完璧に仕事をしていてハイパフォーマーだとしても

妬みを理由にやられてしまうとたまったもんじゃありません。


そういった理解の出来ないコミュニケーションにストレスを抱える人は実はとても多いのではないでしょうか?


気に食わないから、なんとなく好きじゃないという抽象的で感情面の理由で足を引っ張っていて

仮に優秀な人が辞めてしまったとしても事の重大さに気づかずに

むしろ満足をしているでしょう。

あいつ「も」辞めさせてやった!と武勇伝として語っているかもしれません。会社にとって大きなマイナスになっている可能性が高いにも関わらずです。


そのあとの業務に大きな影響が出たとしてもカバーするために仕事が忙しくなってしまうので

実際は問題の本質にたどり着けないことが多いです。


ずっとそのようにしてきているのでそれが正しいとも考えていますし嫌いな人は措置をしてきたので

だからこそ長く在籍をしています。


同じことを繰り返し、いつのまにかそういったコミュニケーションが職場で普通になっていて

見せしめと受け取れる行動が当たり前になっていると

新しく入社をした新人もすぐ違和感を覚えて

その職場の普通が一般的には普通ではないことを理解し身の振り方を早い段階で考えるようになるという悪循環に陥ります。


退職率の高い職場に共通している根付いた文化です。


本当に目を向けないといけない部分がわかっていても厄介で知らんぷりをしてしまうのは

在籍期間=貢献と考えてしまうからです。


しかし、見えない部分で差し引きをすると・・・難しい部分ではありますがそれは会社の判断になってきます。それも一つ会社の環境を知る上での判断材料にもなりますね。


配慮と他責の場合は正直に伝えると解決をするかもしれません。

本人に悪いという自覚がない可能性が高いので。


明らかに攻撃的な場合は何をしても解決は難しく足を引っ張られることは気持ちが悪いですが

上司や更に上の人たちからの評価が下がらなければ気にしていないということです。


身もふたもない内容から評価が下がったり

本体見なければいけない仕事の実績を見てくれない場合は

もしくは評価をする人物が従わせるためのパフォーマーであってストレス+低評価のダブルパンチを受けていて市場価値としても適正な評価を貰えていないことに納得がいっていない場合は

客観的な判断も出来ているからこそ不満を抱けていますのでその環境での働き方が合っていないだけです。

新しいもっと働きやすい環境を探してみましょう。無駄な足かせが取れるだけでもパフォーマンスはUPします。


誰かを標的にしてしまえば自分は標的にならないと考えることは簡単ですが

それが会社で勤める本来の目的に必要な手段なのでしょうか?

誰かの評価を仕事と関係のない部分で落としても相対的にその人の評価は上がるのでしょうか?

本来であれば少しの気遣いが出来れば良いだけです。

相手の立場を考えてみるだけで選択ができるようになります。


でもそれをしないのは「あたりまえ」の価値観が自分とは違うと考えて

反面教師にすることが得策です。


冷静に見てみると、その人は周りに人が集まってきていますか?誰かすぐに助けれくれていますか?

おそらくそうではないでしょう。


そのような状態だからの行動なのか、元々そういった人だから現状になっているのか

どちらでも今の時点で事実としてそういったコミュニケーションが引き起こしていることは変わりません。


同じようになりたいなら話は別ですが

嫌な思いをしたということはそうはなりたくないと言うことですので

その人がいる職場だけが職場じゃないという意識を持って

目を付けられた理由が妬みであれば結果を出して目立てっていると前向きに考えて

それだけの貢献をすべき会社かどうかを改めて考えてみれば良いです。


その先に判断はそれぞれ違うと思います。

そのための客観的な材料が少ない場合は転職エージェントを活用して

実際に他の会社にも足を運んで視野を広げてみても良いかもしれません。