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剣道にて、礼儀と所作を学ぶ

2020.10.15 09:37

今回はリラクゼーションの時間に「剣道」を行いました。


剣道は神殿への礼、お互いに礼、道場や自身が使う剣道具に至るまで、あらゆるものに対して礼を尽くす…まさに「礼に始まり礼で終わる」ともいわれるほど礼を重んじる競技です。

更に姿勢も重要であるため、綺麗な所作も身につける事が出来ます。

礼儀と所作、これらは社会人として生きていく上で必要な資質に通じるところがあります。


そして、いざレッスン!

とにかく某鬼退治漫画のように剣を振りたい生徒の皆さん、「素振り?」「直ぐに試合?」と期待の眼差し!

しかしスタッフの第一声は…

『先ずは…正座をします!』

生徒たち「……」

そしてスタッフが礼の重要さを説いたところで、次に紹介されたのが昔から伝わる「心・技・体」の心得。

現在では武術だけでなく、他のスポーツやビジネスに至るまで、様々なシーンで重要だといわれています。


礼、心得の説明が終わり、いよいよ剣を触れる!と思いきや、

『次はすり足の練習をします』

生徒たち「……」

そこからすり足の練習をしていきます。

前に「ス〜」後ろに「ス〜」

何度も繰り返します。

しかし皆さん、剣を振りたい!技を覚えたい!の一心で、いつになく「全集中」でレッスンに励んでいました!

そして、ここまで生徒の淡い期待を次々と粉砕してきたサン・ワークの塚原卜伝ことFスタッフの口から、

『握り方の練習をします』

いよいよ剣を持つ事の許可を得て、生徒の皆さんは歓喜の表情!

練習用に重さ長さを整えられた新聞剣を実際の剣に見立て、正しい握り方を学びました。

この日は剣を振る事はありませんでしたが、皆さんとても集中して、その前段階の大切な「礼儀」と「心得」を深く学びました。

「剣の道は1日にしてならず」