NOeSIS 嘘を吐いた記憶の物語 感想
有料でApple Storeから買ったものです。
手軽にiPhoneで出来るのが魅力です。
【千夜の章】
最初の導入からホラーだなと思いました。
でも、初見には何を指しているのか分からなかった。
そして、ミステリアスの彼女との出会いから始まっり時雨が、連続自殺事件に関わっていくお話
普通に読んでいくと、幼馴染みのこよみが事件の犯人なのではないかと錯覚してしまう部分が多々ありました。完全に妹の憂姫ちゃんは推理担当と。
千夜と行動していく内にまんまと真犯人の罠にひっかかり、びっくりしました。まるで、文章に踊らされていたピエロみたいに。
こよみの親友の遥が真犯人でした。
彼女の動機はこの章では謎でした。
【こよみの章】
時間軸が、千夜の章とずれていることに気になったのと、交友関係でこんな春から千夜&一夜と接点はあるのか、そんな疑問もあったけど、読み進めていくと、またこよみは残酷な奴だ、何かを隠している、そんな不信感を抱かされました。
少し明かされたのは、遥が途中、こよみを冷たい目で見ている点です。親友だったのに……って。
最初は、縁のことかと勘違いし、Twitterにつぶやく時には縁と書いてしまいましたが、今はこよみだと確信しています。時雨との会話の中でスカートが破れたみたいだから、遥貸してやってよの流れを冷たい言葉で断ってましたから。
ぁあ、あそこから、彼女の狂気が始まっていたんだねと思いました。しかし、きっかけはこの章ではまだ不明。
今回メインの話の冥婚の儀式を何故、一夜先輩はこよみたちに邪魔させたのかが謎でした。
あと人形家族、こよみの部屋にあった憂姫ちゃんの写真、千夜の章で縁が言っていた何故、憂姫ちゃんは時雨くんのアルバムは映ってないの?って台詞も重なり、謎が深まりました。
あと両親の過去を話す時、悪く話すこよみに違和感。では、何故?人形の父は犠牲になって助けてくれたんだろうか。そして時雨の過去がぼんやり映るシーンでのこよみに違和感。
違和感だらけの章だったと思う。
【憂姫の章】
分かったことは、千夜の章からの続きの話。
今まで、頭のいい可愛い妹としてしか思えなかった憂姫ちゃんの闇の部分。
憂姫は、手当たり次第、猫を殺して行き、自分の意のままに操れる存在に出会った、それが遥
遥の猫を殺したのは憂姫。だが、あろうことに罪をこよみになすりつけた。スカートの破れた人…と。
こよみの章でスカートの破れた原因は、時雨をおこそうとして、ドタバタやってなったもの。
そこに、ぁあ、憂姫ちゃんはこよみに悪意を持ってるんだなと理解。
あと厄介だったのは空子という存在
わざわざ、遥を影にしたりするし、これは、3章目でも謎な方。(恐らく羽化のゲームの方で分かると信じている。)
終盤、次々と明かされる真実に動揺するも、こよみの行動の謎が理解できた。
私はずっと憂姫ちゃんは時雨の妹だと思っていた。
そんな逆転の発想はないと……思っていた
だが、記憶の改変しなければいけなかった、そこまで明かされると、真実を1人だけ隠し続けていたこよみにびっくりした。
幼馴染みを続ける必要があるから、あえて時雨とは、身を引く恋をしたり、憂姫ちゃんに嫌われているって知っていても、彼女の成長をちゃんと自分の部屋に貼っていたり。ただ、彼女は妹思いかといえば、半分はそうかもしれないがもう半分は罪悪感からもありそうな気がする。
ED近い時、時雨の能力が千夜によって明かされてびっくりした。
だから、千夜→こよみ→憂姫だったのかと納得
変わった銀行に行く時、一夜との会話で最初の導入でいた白いワンピースのお姉さんが分かった。
謎にまかれながらも真実が分かっていく姿は面白かつた。まだ謎はあるけど、2作品目のアプリ化を待つまで。