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蝉の声

2016.08.02 00:13

ジリジリジリジー、、、、

今日も暑いですね。


さらに、雨が降ったので蒸し暑さも加わり。


梅雨明けしてから、

いっそう蝉の声が大きくなりました。


蝉の声は暑さを助長させますね。


当の私は蝉が大の苦手。

ゴキブリと同じくらい苦手です。


見た目もさることながら、

地面に転がってのたうち回っては止まり、止まってはのたうち回る 気が狂ったような行動が 最大限に苦手です( ;  ; )。


苦手なものを克服するには、

相手を知ること。


ということで、今日は蝉について書きたいと思います。


蝉の鳴き声は、

ジー、

ミーンミーン

オーシーツクツク、

カナカナカナカナ、、など、

種類によってたくさん。


ですが、この様に擬声語でいろいろあるのは、

日本だけ。


海外では、単に 蝉が鳴いている、くらいな捉え方だそう。


一方で、世界の文化では、

蝉の抜け殻を食するだけではなく、

地中から飛び出して羽ばたく蝉を、死者の甦りと重ねて、装飾品のモチーフとしたり、

亡き骸と共に蝉を象った玉を納める風習もあるとか。


また日本でも、

短命な蝉を、もののあはれ の象徴として捉え、

家紋に取り入れた武将もいるそうで。


うーん、何だか奥深く思えてきたので、

蝉を嫌うのはやめようかな。


とすぐにはなかなか思えませんが・・・。


見えないくらい遠くで、

高い木の枝から ミーンミーンと鳴かれるくらいは

夏らしくて良いかな、、というくらいですかね(^_^;)。


田舎で育ったくせに

すみません。。。


「閑かさや 岩にしみ入る蝉の声」〜松尾芭蕉〜


あまりにも有名なこちらの句で

終わりにしたいと思います。


セミ克服は、

なかなか一筋縄ではいかないようです。