“Wolf”(ウルフ・狼)の発音とコツ
こんばんは、Jayです。
残念ながら一昨日、九重親方(元・千代の富士)がすい臓がんで亡くなられました。
詳しく知っているわけではありませんが、一時帰国した時にテレビでやっている相撲中継を観たりして“かっこいい&筋肉がすごいお相撲さん”という印象を持ちました。
九重親方の現役時代のあだ名が「ウルフ」。
そんな彼を偲んで今夜は“wolf”の発音とコツをやります。
残念ながら「ウルフ」では通じません。
一つは音節の数が違います。(音節の数は母音の音の数とお考えください)
「ウルフ」には“ウ・ウ・ウ”と3つの母音(=3音節)がありますが、“wolf”は“ウ”が1つのみ(=1音節)。
二つ目は出だしの音が違います。
「ウ」ではなく、つづりが示す通り“w”の音が入ります。
しかし残念ながら日本語ではそれを示す文字が存在しません。
“ワ・ウィ・○・ウェ・ウォ”
この↑○部分の音です。
実際の発音に近いカタカナ表記:
「wuォフ」
↑上記の○部分を“wu”と表記させていただきました
それでは発音のコツをみていきましょう。
“wolf”の発音:
口をすぼめて、母音の“オ”の形に変えていきながら“wu”と発音しましょう。
こうする事によって「wu→ォ」まで一気に出来ます。
口をリラックスして、上の歯を下唇に軽く当てる。
これが「フ」(英語の“f”)の音となります。
上の歯と下唇から空気が出ている事を感じてください。
しかしこの時に下唇が震えていれば、強く当て過ぎて“v”の発音になっています。(複数形の“wolves”の時にはそれで正解)
発音は以上です。
それでは実際に発音をお聴きください。
いかがでしたか。
気を付けていただきたいのは、“最初から最後まで一息”で言う事です。
練習では細分化していただくのはまったく問題ないのですが、実践では“wu”と発する時から“上の歯を下唇に当てる”まで一息で言いましょう。
九重親方のご冥福をお祈りいたします。
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Have a wonderful evening