「花の下にて散る」作曲 日吉真澄/ピアノ こだま美由希/ 花の下にて春死なん 如月の望月の頃/西行
2020.10.16 10:00
「花の下にて散る」
作曲 日吉真澄/ピアノ こだま美由希/
花の下にて春死なん 如月の望月の頃/西行
西行は本当に桜咲く満月の日に
亡くなったそうなんですね。
生前、出家前には身分高き年上の女性に失恋し、
その想いを胸に出家して その面影を桜に重ねて
短歌を多数残して生きたという・・・
感じ入るものがあって友人の日吉真澄さんが作曲。
そして
この曲を演奏させていただく
機会をいただきました!
北面の武士っていう朝廷を警備する
エリート部署みたいのが当時あって、そこで
平清盛様と同期で親友だったらしいですね。
17歳年上の待賢門院璋子
(たいけんもんいんたまこ 1101~1145没)に
片想いして、一度だけ想いが通じたんだけどフラれ、
その苦しさからエリート職を捨てて出家して、
桜の美しい吉野山に庵を構えて
多数の優れた和歌を生み出して、
願った通り桜の頃に満月に日に散ったというお方。
すっごい美形だったらしいですよ!
NHKの大河では藤木直人さんが演じておられました。
(ナットクしてしまいますが 笑)
静けさの中に宿る情熱
儚くも美しい・・
いや、儚いから美しいのか・・
日本人だからこそ紡ぎ出せるメロディ。。
ご堪能くださいね♪