10月10日(土) オンライン稽古日誌
皆さんこんにちはー🐼🌿
TEAM909です。
毎度おなじみ稽古日誌の更新ですよー!
今回の担当は私、笹森あきです🐧
ひと月ほど前に担当した稽古日誌で『秋が待ち遠しい』みたいなことを言っていたのですが、先日の台風後から、もうすっかり秋が深まってきましたね〜!わーい!
秋と言えば美味しいものの宝庫✨
皆さんは秋の味覚では何が好きですか?
柿、梨、リンゴ、ぶどう、あとはかぼちゃにさつまいも🍠🎃
あとは新米なんかも美味しい季節ですね🌾
笹森は先日ラジオで栗ご飯を食べているのを聞いてから、栗ご飯欲が非常に高まってます。
栗ご飯、とても食べたい🌰🍚
……とはいえなかなかスーパーなどでもお目にかかることもなく、1人暮らしで作るのもな〜と思いながら日々悶々と過ごしています。
果たして秋が終わるまでに笹森は栗ご飯を食べることが出来るのでしょうか。
食べられた際は次回の担当回の時に報告します。
……それでは!
本日の稽古内容に入っていきましょー!!!
〈稽古内容〉
○ラジオ体操🤸♂️🤸♂️
○909体幹メニュー💪🏻( ¨̮ 💪🏻)
ここまではいつも通り!
今回はこの後、
『感情の解放』に焦点を当てたワークをやりました📚✏️
🤔💭『感情の解放』に焦点を当てたワーク〜〜〜〜〜??
って感じですよね。
簡単に説明させて頂きますと、お芝居をする上で、余計な分の『自意識』を下げることで、感情の解放に対する羞恥心を取り除くワークのことです。
ちょっとまどろっこしい言い方になっちゃったな。
我々がやったワークを例に説明していきますね!
①なりたい自分は?
……ということで、まず最初に『なりたい自分像』を嘘偽りなく正直に書き出す作業をしました。
どんなことでもOK。
まじもう、めっちゃめちゃにはちゃめちゃに自由。
ここで大事なのは、自分に嘘をつかずに正直に書く、と言うこと。
私がこんなこと書いたら周りに笑われるかな…?とか、分不相応かな…?とか、(思っていないのに)これ言ったら"ウケる"かも…とか、そういうのが余計な自意識の最たるものです。
そういうのに一切とらわれず、ありのままの希望像を書きだしてみましょう〜!
てな訳で、実際に我々の『なりたい自分像』をご紹介していきたいと思います。
〈sayaちゃん〉
・もっと綺麗になりたい
・大人の女性になりたい
・物事をはっきり言える人になりたい。
○大人の女性の『大人』とは?
▶上品で、感情のコントロールが上手。
・心に余裕がある
・心優しく気配り上手
・頼りになる
さやちゃんは、見た目が大人っぽく見えるから、中身も大人に近付きたい、とのことでした。
なるほどなぁ〜💡🙌🤔
〈笹森〉
・会話が上手い
・身長165cm以上の小顔でショートカットが似合う美人
・クラスの中心、頂点に君臨する自信という概念が存在しない程自信に満ち溢れたド陽キャ女子
・友達が多い
・ノースリーブが似合う女
・色っぽい年齢不詳のおねーさん
・なんか魔性の女的な人
・超モテる
・お酒を飲んだら陽気に酔う
・港区とか丸の内が似合う女
・長澤まさみ
笹森欲深過ぎだろ。
でもこう見るとすごくその人が何を思い何を感じ日々を生きているのかがなんかちょっとわかる気がします。
他のメンバーのも知りたくなった。
自分の思考の傾向を知る為のワークにもなると思うので、是非皆さんもやってみてね。
はい。
このなりたい自分象をはっきりさせることで、お芝居する上での自意識の働き方の傾向を知るヒントに繋がります。
例えば、非常に外見にとらわれてる人がはちゃめちゃに変顔をする役を振られた時に、全力の変顔が出来ない、とか。
(▶逆にここがめちゃくちゃに満たされてるウルトラ美人、もしくはその人にとって外見がそれほど重要では無い人は全力変顔に躊躇がない、とか)
今回出た例に沿って言うと、
『上品な女性』に憧れる=下品な役をやる時躊躇が出やすい?
『自信に満ちた明るい子』に憧れる=自意識が邪魔して明るく朗らかに振る舞えない?
みたいな感じになります。
あくまで『傾向がわかる』であって、こうだからこう!!みたいな絶対的なものでは無いのですが、
なんでできないんだろうって悩んだ時にヒントになる事もあると思うので、煮詰まったらやってみてください〜〜。
②こうなりたくない自分
続いて、①を踏まえ、今度は逆になりたくない自分を考えてみました!
これも遠慮せず、自分に正直に書くのがポイント。
山中さんを新たに迎えて取り組んだワーク、こんな感じになりました。
ご紹介しますね。
〈sayaちゃん〉
・高校時代の自分
・自分のことしか考えてない人
・すぐ流行りに乗っかろうとする陽キャ
〈山中さん〉
・面白くない
☆楽しそうじゃない
・怠惰
〈笹森〉
・会話が下手、気配りが出来ない
・自信がない
・高校までの笹森
・恋愛をプラスに出来ず生活が荒れる
・メンヘラ
・動物に優しくない
・クソリプおじさん
・人の揚げ足や悪口でちっちゃい心を満たす人
・感謝の気持ちを持たない
と、いう感じになります。
これ私に限ったことかもしれんけど、今の自分と重なるものもあるんですよね。というか殆どだな……。
日々漠然となりたくないと思っていてもこうするぞ!と明確な意識を持ってないと持続をするのは難しいことです。だから振り返りって大事なんだね。反省〜。
さて!!!!
ではこの『なりたくない自分』を使って、実践ワークをしてみましょう!
ってことで、『なりたくないキャラ』でルームシェアをする、というエチュードをやりました( ˇωˇ )
イメージは、色んな男女が集められて生活を共にする姿を放送する系バラエティです。
(あれはスタジオからVTRに横槍を入れるコメンテーターで面白さが決まるよな。)
各々の『なりたくない』を踏まえてボブさんが振ってくれたキャラ設定は各々こんな感じ。
さやちゃん
▶同性から嫌われるタイプのすぐ流行りに乗っかろうとする物凄く元気な陽キャ
山中さん
▶ちゃんとしようと言う意識はある、悪い人じゃないけどなんかつまらない人。暗め。友達は居ない
笹森
▶会話が下手で気配りが出来ず自分のからに閉じこもりがちな超暗いクソリプ女
地獄のようなルームシェアです。
世界一テイラーが似合わないシェアハウス。
◎スタジオのボブさんもこの顔である。
はい。
明るいキャラはさやちゃんだけという、今までの909の稽古では珍しい感じになりました〜〜。
陽の人1、陰の人1、陰…?中間…?どちらかと言うと陰寄りなカテゴライズが難しい大人しめの人1、の比率。
ここで大事なのは、とにかく思いっきりやること!!
これくらい?これくらいかな……?と少しずつ小出しにするより、最初からメーター最大値の『ソレ』をやるのが大事。それが後の稽古にも繋がるからね。自戒。
やりすぎたら調整して貰えるし。
いやここまでやったら馬鹿にしてるだろ!笑 って自分では思ってても、案外それがちょうど良かったりするので、とりあえず自分が思う最大値でやるのが大事ですね〜。
さて。
ボブさんのカット🎬で、少し変化をつけた2回目をやりました。
笹森▶ド陽キャ(※ただし変わらず会話が下手で人の話を聞かず、めっちゃ人に嫌われてるのに嫌われてるなんてこと知らないで自信に満ち溢れている)+メンヘラ
さやちゃん▶さらに元気に。超うるさい。同じ言葉繰り返す感じの人。(「なんでですかなんでですかなんでですか〜??!!」みたいな)
山中さんはそのまま。
陽の人2、陰…?中間…?カテゴライズが難しい大人しめの人1、の比率。
果たしてどんな感じのルームシェアになったのか?
お写真で伝わるかは分かりませんが、こんな感じのシェアハウスになりました。
◎ボブさんの口元のバリエーション。
◎何やら不穏な雰囲気……??
是非とも稽古場稽古が再開してからもやりたい稽古でした。
楽しかった〜。
楽しかった+何か得られたら稽古としては成功なので、今後も意識を高く持って取り組みたいですね。
さて!
しばしの休憩の後、今度は、
私とさやちゃんが1から生み出したネタ(というよりやりたいことやボケを出す、だからどちらかと言うと種かも。)を山中さんに調理して頂き、3人でコントをする、という稽古をやりました。
この稽古、3年くらい前、909の稽古場稽古で似たようなことをやった気がします。
その時は漫才だったかな??
そんな記憶があるので、個人的には懐かしい気持ちになりました。
色んな意見が出ました〜。
誰々さんみたいな感じが良い、〇〇みたいなトリオコントが良い、みたいな方向性を示す誰系はもちろん、こういうボケどうかな?とかこういうの面白い?っていうボケそのものだったり……。
感性のすり合わせ作業ではあったのですが、面白いものって無限にあるけど、『面白い』って言うものには何か共通するものがあるのかも……?と思いました。
何言ってんだろうな。
でもなんかそう思ったんだよ。
まぁ何はともあれお笑い偏差値アゲてこうと思います。
話し合いの結果、最終的には、
・シチュエーションは学校、持ちもの検査
・先生(大ボケ)をさやちゃん、持ち物見せる生徒(軽めのボケ)を山中さん、生徒(ツッコミ役)を笹森がやる。
というコントをやることになりました。
話し合いに時間を振りすぎて稽古では流し程度しか出来なかったのは残念でしたが、自分の面白いと思うものを出し、意見してもらい形にしていく……という作業は難しかったですが楽しく、そして大変実になったなぁと思いました。
あとお笑い芸人さんって凄いんだなぁと改めて実感しましたね……。
これも稽古場再開したらやりたいな。
長くなってきたので締めに入ろうと思います。
先日、学生お笑いユニットを組んでいる方のブログ?インタビューのようなものをたまたま目にした時に、『自分たちが面白いと思ったもの、自分の面白い友達を知って欲しいと思ってやってる』……みたいなことが書いてあり、今振り返ってみて、今回のワーク全体に通ずるものがあるなぁとなんか思いました。
いや当たり前のことなんだけどね。
感情の解放には余計な自意識からの解放が必要であり、その自意識の解放には、ある程度の自信が必要なのかもしれません。
自信を身につけるには、(お芝居に関しては)知識を入れたり経験を積んだり、日々の弛まぬ努力で少しずつついて行くものだと思うので、まずは今後も1回1回の稽古を大切にして行きたいです。
長くなってしまいましたが、今回はこんな感じで!
秋が深まるのは喜ばしいことですが、同時に風邪やインフルエンザなんかも流行り出す時期にもなってきています🦠😈
新型コロナウイルスもまた少しずつ感染者が増えてきてますしね……。
皆さんも、手洗いうがいなどの対策を徹底して、これから来る冬に備えて、どうかご自愛くださいね⸜( ´ ꒳ ` )⸝♡︎
来週の更新もお楽しみにー!!
以上!
笹森あきでした🐧🐧
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