改名のご挨拶

日頃よりあたたかい応援をくださる皆様へ

2020年9月より、バレエクラスロータスは、クラシックアートバレエ・ロータスへ、改名する運びとなりました。

「コロナ禍で」と一言で表現してしまえばそれまでですが、どんな状況においても、生徒の歩みを止める事なく、未来へ繋げる責任がありました。

どんな形でもその時に出来る最大の事を、スピード感を損なう事なく運転してきました。

誰もが一度は思ったでしょう。

「バレエなんて」「バレエなんか」

「やってる場合じゃないよ」

積み重ねてきたものに失望感を味わい、意欲をなくし、生きてる意味さえ分からなくなる。

そんな想いをさせてはいけない。

バレエに命懸けで向き合って、必死に努力してきた今までの人生を、否定させてしまっては、あまりに酷いです。

私がそうはさせない！

そう強く思いました。

今こそ。

どんな状況でも学ぶ事はできる。

どんな形でも成長出来る。

だから今こそやろう。

そう、オンラインで日々訴え続けました。

そのような中、生徒達の安全を守るために、活動場所を変えざるを得なくなり、そこから少しずつ様々な事がズレていきました。

今思えば、私の主催者としての精神状態も崩壊寸前でした。

どんなに張り詰めていても、どこかで緩めなければいつか切れます。

やりたい事がやりたくない事に変わり、気が付いたら、あんなに大好きだったのに、やりたくない事だらけに変わってしまいました。

心がとても疲れてヘトヘトで、でも絶対に負けたくなかった。

負けず嫌いなのではなく、コロナのせいで、とか、何かのせいにする生き方が嫌いだから。

自分で選んでダメなら諦めがつく、でも、何かのせいにして諦めるのは性分が許さないのです。

そして、決断しました。

今、1番守るべきは

守りたいものは

『子供達』

それは、もちろん最愛の我が子も含めてです。

私は自分の幸せの為に、どこかでバランスを取る必要があった。

そして、新しい道を選びました。

これからの時代にきっと必要になってくる芸術の道を、生徒達と共に、再び強く歩んでいこうと決めました。

芸術の大切さや素晴らしさを教えてくれたのは、今の世の中です。

音楽に勇気づけられ、映画で感動し、本が時間を忘れさせてくれました。

クリエイティブなお仕事って、なんて尊く、素晴らしいのだろう！

その道を目指す沢山のアーティストの方に心からの敬意を表し、私達も芸術に携わる一員だという誇りを持って、「アート」という言葉をいれました。

『クラシックアートバレエ・ロータス』を、今後ともよろしくお願い申し上げます。