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ワイナリー巡り 宮城 秋保ワイナリー

2020.10.18 04:20

秋保ワイナリーを訪れました。


仙台駅から車で30~40分。市街地を抜け、長閑な風景が見えてきたころに秋保温泉郷の案内がありました。その玄関口にワイナリーは佇んでいます。

今回、仙台空港への到着が遅かったために、ワイナリーへは閉店間際に駆け込み、バタバタした中での見学でした。


2015年にオープンと比較的新しいワイナリー。2011年の東日本大震災後の農業の後継者不足の解消や東北の復興・発展を目指し、地域の活性を促す手立てとして自然豊かな場所に秋保ワイナリーができたとのことです。


店内は木のぬくもりが感じられるお洒落な雰囲気です。


並ぶワインのラベルを見ると和風のデザインでとても繊細です。メインとなるラベルのモデルになったのは「瑞鳳殿」の豪華絢爛な金彩の扉。瑞鳳殿は仙台の藩主であった伊達政宗公の遺命により建てられたものです。その扉を万華鏡で覗いたようなイメージだそうです。万華鏡は常に形を変え、新しく生まれ変わり進化していく。この地域の発展の願いがラベルに込められています。

そのほかのワインにも葡萄と自然や動物の風景が描かれており、「秋保の気候、風土を反映したワイン造り」が表現されているように感じました。


ワイナリーでは試飲ができます。今回は車のため試飲できず!

シードルはジャパン・シードル・アワード2019で最高評価をとったそう。美味しそうですね。

ワイナリーの前には葡萄がたくさん植えられています。販売していなかった葡萄品種もあるため、これからどのようなワインが作られるか大変楽しみです。


次回は秋保温泉を楽しみながらゆっくりと見学したいワイナリーでした。