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照明(光)の設計とは

2020.10.18 09:46

目の前の壁面が明るいだけで、本当にホッとします。

そんな心的効能も光の効果、だと感じています。

でも、なかなか「感じ方」には個人差があるので

「効果があります」的なお伝えは叶わないので少々後回しの、事案かもしれません。


宿泊施設や飲食店の「くつろぐ」空間感の創出などには

積極的に取り入れられている手法です。


光の質にこだわった、光設計を主体として、空間設計をはじめ、理論提案

企業様の商品開発などにも参画をさせていただきますが、


存在する、意匠器具をいかにその空間にフィットさせるか?

フィットする器具をセレクト、どう配置、(吊り高さなどを)構成していくか、も

わたくしの職責です。

2020年3月にお引渡しさせていただいた、鍼灸整骨サロンHARIART(ハリアート)さん

ブラケットライト、ペンダントライト、はセレクトさせていただいたお品ですが

ブラケットライトは黒い既製品をホワイトのアンティーク塗装に加工していただきました。

KOIZUMI :AU44192L 屋外用のブラケットライトを

ホワイトアンティーク塗装仕上げに!〜空間にフィットしてステキです!


 by KAFKA photograph(カフカフォトグラフさん)

わたくしはデザイン・設計担当なので、器具の手配や電気設備工事、別注・加工対応、を

誰かが担ってくれなければ自分の妄想(構想)の再現は叶いません・・

内・外装デザインも手がけるので、そうなると・・もっと沢山の方々にその再現を

助けてもらっている、ことになります。

沢山の登場人物が出てくると、

途中で意思疎通が途切れて、結果が芳しくないケースがあります・・

反対に、どれだけ沢山のプロセスを経ても最後まできちんとつながる、繋げ切る

ご案件や企業さまもあります。

その道中は、専門性のスキルもさることながら、実は相手を、案件をおもんぱかる、

コミュニケーションの力に左右されているように感じます。

自分の職責はここまで、と全体像の仕上がりのビジョンより前に

自身で線を引いた状態で次にバトンタッチしているような「スキマ」がたくさんあると

最後まで、意思疎通が図られることは難しい、と感じます。


結局、どれだけご案件規模が大きくなっても、

最後は人間力なのかな?と感じていますが

その道中をいつかAIくんが埋めてくれるのでしょうか。

本当はその部分は、AIくんに頼らず、「人間だもの」人間力で解決したいものです。



光環境設計室

きくはら けいこ