能力開発とうきょう
2016.08.03 10:50
東京都職業能力開発協会発行「能力開発とうきょう No.109」に、
平成27年度「現代の名工」として岩本好司が紹介されています。
本人談を抜粋して掲載します。
<本人談>
生地を左右の手に持ち、針を横に進め長い距離(背縫いで約160cm位)を縫う技術は今ではミシンに代わってしまい、ほぼ日本に残っているだけです。
一般社団法人日本和裁士会より聞きました話では、現在世界無形文化遺産としてユネスコに申請中だそうです。一針、一針、無心に縫うことは、座禅のように精神衛生的にも良く、最後に自分で仕立てた着物を着ることは最高の楽しみです。
大事な日本文化である和裁の技術に興味を持たれる方が1人でも増えることを望んでおります。