「意識的にリラックスしてみる」放課後等デイサービスみのりⅡ
交感神経とか副交感神経という言葉は聞いたことがあると思います。
健康問題を扱うテレビ番組でも時々耳にしますね。
先日も某番組で、この話題について取り上げていて、改めてこれらを意識することの大切さを感じたので取り上げたいと思います。
まず、ざっくりと言いますと、交感神経は「闘争か逃走か」と言われるように、体が戦うモードに入っていて、ガッチガチの状態ですね。
緊張を強いられる場面でこの戦闘モードが続いてしまって、もう習慣になっている人も多いことでしょう。
ストレスに対して、そんなに対処する技を持っていない子供達はさらに気づかないままこの戦闘モードに入ったままということもあるでしょう。
授業中、さっぱり分からないのにいつ当てられるかとドキドキ。
宿題もやっていないことがバレたらどれだけ叱られるか・・・。
休み時間。
何となく最近友達がよそよそしくて、話しかけようとするとスイッとあっちに行っちゃったりする。
でも一人でポツンとしていたくないし。
出来るだけ、皆と一緒に行動できるように皆の動きに気をつけていよう・・。
で、結局は一日中交感神経使いっぱなし。
これでは体も気持ちも参ってしまうのは当たり前です。
そこで、意識して、交感神経を副交感神経に上手に切り替える方法をいくつかご紹介します。
①ため息をつく〜嫌いな先生の授業中に目の前でやるとムッとされるかもしれませんが、ため息というのは脳の緊張を和らげるために効果があります。
あと、あくびをするのも有効ですが、あまり意識的にあくびは出ないので、ため息の方が操作しやすいでしょう。
②自分の好きな写真を眺める。
〜好きなアイドルの写真を授業中見てデレデレしていると周囲にびっくりされるかもしれませんが、風景でも動物でも、好きな写真を見るといいそうです。
③笑顔でゆっくり話す。
〜これ、大人にこそやっていただきたい。
自分もそうですが、余裕がなくなると険しい顔つきになるし、早口になってしまうものです。
そんな状態で、「怒らないから素直に話してごらん。」なんて言われてもまあ、言う気にならないでしょうね。