「~ 雑感 ~」 放課後等デイサービスみのりⅡ
これまで多くの人々との出逢いに支えられ、時を過ごしてきた私。
そうした日々を自らの気の緩みから失いそうになっていたある日。
あるところで出逢ったある少年とのふれあいを通し、また始まった学びを少しお話させていただきたいと思います。
その話の始まりは、コミュニケーションを取ることが苦手という少年の一言から始まったのでした。
コミュニケーション能力には、相手の状況や感情・言動を認識することが大切なものとなります。
そして、その言動それぞれに、その場には文脈というものがあるのです。
例えば、「期待しているよ」という言葉が、「あなたを信頼しているから、ぜひ頑張ってください」という意味もあるかもしれません。
また、その反対に「いい加減成果を出してくれないと困る。最後のチャンスです」という意味のこともあるかもしれません。
人の「複雑な感情」をその瞬間に理解するためには、認識力も求められてもきます。
嬉しい、悲しい、悔しいとは単純には言えません。
そうしたものを消化したリ感じ取ったりすることができてこそ、より深いコミュニケーションにつながるのだと思うのです。
文字にはそういった複雑な感情が描かれていると感ずるのです。
言い換えれば文字を読むことで、複雑な感情を感じ取ったり言語化したりする能力を身につけて行かなければならないのだと考えます。
さらに、ことばで受け答えしたり働きかけることにもあたりまえのように、認識力が求められ重要な役割があるのではないでしょうか。
さらに、言葉で受け答えしたり働きかけることにもあたりまえのように、認識力が求められ重要な役割があるのではないでしょうか。
言いたいことをうまく表現できないとき、それは自分の中にあるモヤモヤした思考を言語化していかなければならないのではないかと考えます。
少年にとって少し難しすぎる話かもしれませんが、こうした話を様々な言葉に置き換えながら、一緒に考えている今が私にとって、楽しいひと時なのです。