【雲南省】これが雲南料理の世界!
雲南省と言えば、美食!
ということで前回に続き、雲南飯の世界へ。
菠萝饭 / 菠蘿飯(ポーローファン)
まずこちらが見ての通り、
くりぬいたパイナップルにご飯を詰め込んだ
強烈なインパクトを誇る「名物飯」で
ございます。
ご飯はもち米、パイナップルの身も
もちろんご飯の中に入っているので、やたら甘い。
米が甘いなんて・・・と思うけど、
四川省の下にあるだけあり、雲南省のご飯は結構辛い。
ので、チェイサーのごとく、舌を救ってくれる優しい存在。
そして、今回メインで紹介したいのはこの米線!!!!
過橋米線(クォチャオミーシェン)
お分かりいただけただろうか。
このような順番で、フォーのような丸い麺に
熱々のスープをいれ、
しゃぶしゃぶのように
順番に具をいれて食べる雲南省の麺料理です。
これは、乾麺を戻したものではなく、
「発酵」させた生の米線!
雲南のファーストフード米線を使った
特徴的な料理の一つが「過橋米線」なのです。
熱々のスープをいれたときのジューッという音、
具を順番に入れるたびに華やかになっていく丼。
眼前で生の食材を投入し、食欲をそそるように工夫するなんて、
たくさんの民族が行きかった場所ならでは。天才や。
キノコ鍋に続き、なんてすばらしい文化・・・!
店員さんと言葉は通じなくても
「嗚呼、おいしそう!」「できたよ、召し上がれ」という
人類皆兄弟的やり取りが完璧にできるので、
すぐお店の人とも仲良くなれます。
ちなみにこちらは米線の違うバージョン
合え麺でした。
こちらはウイグルのラグメン(ラグマン)に近い
ラグ麺気になる方はこちらをどうぞ
【中国】楽しかったカシュガル -旨いもの-
トマト系米線!
ただし、ラグメンとちがってまじでコシがない😿
自分でトッピングしまくれる米線には、唐辛子とパクチーたっぷりいれて激辛に。
(何度もいうが四川省とお隣だからノーマルで辛い。
唐辛子で真っ赤な麺もたくさんあり、フォーの優しい文化はここ雲南省で消えます。)
そしてその他にもまだあります、雲南省名物
雲南ハム
まじで、雲南省の人たち食の天才なの?
雲南省の豚&塩というシンプルな素材で作られたハム。
まじでめちゃくちゃ美味しい。
そして横にあるのは雲南味噌。これもうまい。
毎日これで🍺飲めるし、
これで目玉焼きつくって食べれるよ・・・
雲南省では地域によって色んな作り方があるようですが、
その辺はネトフリの「美味の起源」を見て雲南料理の深さを感じてくださいませ。
ちなみに雲南省の豆腐 石屏豆腐(シーピンドウフー)
だけは食べられませんでした。
2〜3日発酵させ、井戸水の成分で固めたお豆腐。
台湾の臭豆腐が好きな人にはたまらないかも!
ということで雲南省編は続きます