最初の1本におすすめは、やっぱりラベンダー精油
「精油を買ってみたいけどたくさん種類があって、どれがいいかわからない」
という方、意外と多いかと思います。
最近、特にコロナによる巣ごもりで、暮らしをもっと充実させたいと思う人が増え、アロマ製品も専門店だけでなく、いろんなお店で扱われるようになってきました。
人工香料のフレグランスアロマではなく、ちゃんと天然精油100%のものも増え、誰もが本物を気軽に楽しめるようになったのは嬉しい限り。
でも例えば無印良品で、服選びのついでにちょっと1本買ってみようかなという場合、お店の方はアロマのプロではないので正直、的確なアドバイスは期待できないかなーと。
そういう時は、自分の直感に素直に「好きな香り」で選ぶのが一番。
本能が欲している香りは、今の自分の体にぴったりの効能を備えてたりしますからね。不思議なことに。
「でも、その好きがいっぱいあるのよー」
先日も友人にそんな困った相談を受けたので^^; 今日は私のおすすめをご紹介してみます。
私が最初の1本におすすめしたいのは、ずばりラベンダー精油。
なーんだ、普通だな。
とか言わないでくださいよー。
アロマといえばラベンダー、というぐらい定番中の定番の精油ですが、騙されたと思ってまずはともかく家庭の薬箱に1本いれてみてください。
ラベンダーの何がそれほどいいのか。理由はたくさんあるのですが。
私は経験上、火傷に効果的なのは、びっくりするほどでした!
ふくらはぎの火傷だったのですが、ラベンダーの精油ですぐに処置したおかげで、水ぶくれがスッと引き、痛みも軽減され、痕も残らずすっかりきれいになりました。
ラベンダーの精油には、鎮痛作用やはんこん形成、皮膚組織再生など、痛みを和らげて傷をいやす効果があるからなんですね。
そして何より、期待できる効能として有名なのがリラックス効果。
心を落ち着かせる鎮静効果をもつ成分、リナロールや酢酸リナリルをたくさん含むので副交感神経が活発になり、安眠にも役立ちます。
最近私は場所が変わるとなかなか寝れないので(年のせい^^;)旅先にも忘れずに持っていくようにしています。
ティッシュに数滴垂らして、枕元に置いておくと、すぐ寝落ち。。とまではいかないけど、眠れないイライラが和らぎ、寝つきがかなり改善されます。
市販の睡眠導入剤も試したけど、翌日頭がボーッとしてスッキリせず。。その点、精油はそういった副作用のないのが良いところ。
その他、ラベンダーは古くから美容にも用いられてきたように、肌の新陳代謝を高めるので、くすみやしみ、シワなどアンチエイジングにも効果的です。
また血圧を下げたり、感染症を予防したり、雑菌の繁殖を抑えたり、その働きは本当に万能。
そして先日、最新の研究報告からラベンダー精油の興味深いデータを見つけました。
AEAJ(日本アロマ環境協会)のアロマサイエンス研究所が、老人介護施設に入居中の興奮行動が見られる認知症の高齢者を対象に行った実験。
精油を2滴垂らしたシールを2週間、毎日2時間、服の襟元につけ続けたところ、ラベンダー精油の場合において、興奮行動の一部を低減する傾向が見られたそう。
(比較対象のメリッサと、香りのない場合ではほとんど変化は見られなかった)
へー、アロマシールってあるんだ。
と思ってググったら、上のような商品が出てきました。
精油専用とあるけど、別にこれでなくても、百均の文具コーナーの似たようなシールで代用できそうな気がします笑
大切なのは、シールの方じゃなく、精油のほう。
信頼できる質の高い精油を選ぶと、香りの心地よさも、効果もやっぱり違います!
というわけで次の機会には、今まで色々試してみたなかで、お勧めの精油ブランドをご紹介してみたいと思います^^