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出国目前!セブ社長がプロジェクトへの"アツイ"思いを語る

2016.08.04 13:43

こんにちは。みなさんテストも終わって、これから夏休み満喫ですね!

 私たちの“アツい”プロジェクトもいよいよ現地に飛び立ち、集大成を迎えます。   

今回は、これまでプロジェクトの先頭に立ち、チームをまとめてきた、社長を務める別枝くんに、プロジェクトへの思いを語ってもらいました。


 私 : まず最初に、なぜセブ社長に立候補したのですか?

 社 : これまで先輩や同期が、どんどん成長していく姿を見て、自分もゼミで何かを成し遂げたいと強く思いました。また、実際にリーダーやってみないと分からないことがたくさんあるのではないかと考え、挑戦したいと思ったので立候補しました。

 私 : 実際に社長になってみて、どうでしたか?

 社 : 最初、「何をしたらいいのか」「どうチームを進めていけばいいのか」が全く分からなくて本当に焦りました。(苦笑) 社長といえば、皆をぐいぐい引っ張ってくイメージですが、そもそもどこへ皆を引っ張っていくか、ということが自分の中で定まっていませんでした。部活動でキャプテンを務めた時はチームを強くして優勝するなど、具体的な目標がありましたが、プロジェクトでは具体的な目標を定めることに苦労しました。

 私 : 何をやったらいいのか分からない状態はかなり大変だったと思いますが、どうやって進めていったのですか? 

社 : まず事業内容を決めなければ皆動こうにも動きづらいのでそこから始めました。 しかし、一度決まった事業内容も上手く回らず、考え直すことになりました。 

 私 : 何で上手く回らなかったんでしょう?  

社 : 何を目指したらいいのか明確な目標がわからないと、皆が「何のためにやっているのか」が分からなくなり、モチベーションが下がるということに途中で気がつきました。自分もこのプロジェクトが何のためにあるのか、明確に定義できていない状態だったので、ついてくる皆もわからなくなっていたように思います。

 最初、3つの事業が立ち上がりましたがそれぞれが「やってみたい」という気持ちが先行していて、会社全体の統一感もなくバラバラでした。 自分たちがどうしたいのか、それが定まっていないため、事業内容も上手くまとまらなかったのだと思います。 

私 : 確かに全社の統一感はずっと課題に挙がっていましたね。どのようにして打開したのですか?

社:最初に形式だけ行って決めた目標を見直すことにしました。何度も話し合い、練り直した結果、初めて皆が納得できる目標が設定できました。ビジョンを皆で話し合うことによって、少しずつみんなの考えがまとまっていき、チームが少しずつ一つになっていく感覚は、とても学びが大きく、やっていて面白かったです。  

私 : ちょうど5月の軽井沢合宿でフィリピンメンバーにも合意を得て、今のビジョンが確定しましたね。

 社 : そうだったね。最終的に決まったのは 

「Filipino and Japanese grow together as we broaden each one's horizon!」

 です。 やっと目指しているものが定まったため、「どうしたいのか」という基準が明確に見えるようになりました。そこから、様々な課題に対しても決断できるようになりました!軽井沢を機に皆の動きも変わったように思います。



私 : それまでの最初に話し合った話し合ったビジョンはどうして上手くいかなかったのだと思いますか? 

社 : それまで自分達はお祭りを軸に考えており、「祭りのために自分たちができることは何か」を考えて目標設定していました。しかし、本当に自分達がしたいことは「ゼミでプロジェクトを通して成長したい」という自分たちの成長が目的だと話し合いの中で確認しました。初め上手くいかなかったのは、自分のためではなく人のために、と“かっこいい”ビジョンを作ろうとしていたからだと思います。それは本来の目的じゃない。だから全員が腹落ちせず、上手くいかなかったのだと思います。

 私 : 目標が定まったことで、モヤが晴れた感覚がありました。目標・事業内容が決まった後はどうしたのですか?

 社 : 安定して全員で仕事が回るようになったので、全体のバランスをとりながら、生じた問題に対処しました。全体を見ているからこそ分かる、事業部の間に落ちたり、こぼれている仕事を拾っていくようにしました。ただ、各事業部ではどんどんチーム意識が高まっていく一方で、社長はどこにも属さないので、少し孤独感はありました(笑)

 私 : 社長はかっこいい、というイメージですが、孤独とは驚きです。

 いよいよ出国も目前ですが、今どんな気持ちですか?最後にメンバーに一言お願いします!

 社 : 自分達がしたいこととできることの狭間で揺れてきましたが、とうとうここまで来たなって感じです。(笑) あとは現場でどれだけ全員が全力になれるか、想像するとワクワクがとまらない! アツく燃えようぜ!  


とのことです。以上、社長インタビューでした!

 2年生は初めての海外の人が多く、ドキドキです!また、三年生は最後のプロジェクト!全員が全力を出し切り、最高のプロジェクトにしましょう!