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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』感想(3)煉獄杏寿郎という漢

2020.10.22 08:30


こんにちは、寒いです。



あれ、こんなに寒かったっけ?と思うけれども、よくよく考えると10月も半ばを過ぎましたね。


そりゃ寒くなるわ。


さっそくですが、今回も映画の感想をグダグダ語っていきたいと思います。


掲載の写真は、映画の物販で手に入れた「ぽてっとますこっと ぬいぐるみ・煉獄(¥1,600)」


中に重しが入っているので立ちます(笑)かわゆ


ぬいぐるみとかそんなに買ったことなかったのですが、

というか、キャラクターグッズ的なものもあまり買わないタチだったのですが、最近は好きなものであれば記念品として何か買うようになりました。


時間が経てば、ものを見る度に「あぁ、これ観に行ったなぁ」と思い出せるし、

今は何より、見る度にほっこりと癒やされるので…( ;∀;)


好きなもので自分の周りを武装するように固め、癒やしを補給しながら、この世知辛い世の中をなんとか生きていくんだ…などと考えている自分。


どんだけ病んでいるんだ…www


と思う今日この頃です。・゚・(ノ∀`)・゚・。www

(大丈夫やでぇ~)



さ、

さっさと進みましょう。


今回もネタバレのオンパレードなので、観ていない方は注意してください!








煉獄杏寿郎という漢について語ります。



推しです!!!!!!



アニメでは柱合会議で他の柱と共に初登場したものの、ボロボロになった炭治郎を前に、鬼になってしまった禰豆子ともども「斬首する!」と笑顔で言い切ったときは、


「…んのやろおおおおお(# ゚Д゚)!!!!」


と思ったものです(笑)



それがこんなに良いキャラだったなんて…(;_;)と人は皆思ったことでしょう。


というか、

僕たち私たち「原作漫画読んだ勢」からすると、煉獄さんがどれだけカッコよい漢かということも、どんな展開が待ち受けているかも、粗方知っていたわけなのですが、


どんなふうに動き、どんな風にしゃべるか、そしてどんな風に演出されるか、非常に楽しみにしていました。


結果、ボロ泣き…。゚(゚´Д`゚)゚。


だったわけで、

映画の完成度は非常に高く、未読の方も既読の方も、皆さん楽しめた作品だったと思います。


ということで今回は、原作漫画を読んだ人間として、楽しみにしていたポイントをピックアップしながら煉獄さんについて熱く語っていきますね!




《楽しみにしていたその1》


駅弁をかっ食らう大食漢、煉獄の「美味い!」連呼


これ、どんな風に「美味い!」って言うのか非常に楽しみにしていましたw


声優の日野 聡さん。

今回の入場者特典「煉獄零巻」では各声優さんのコメントが掲載されているのですが、他の主人公勢から「煉獄さんは日野さんがぴったりだと思っていた」と各々から思われているほどハマり役であることが分かります。


そんな日野さんの演じた「美味い!」は、


一口ひとくち、噛み締めながらの「美味い!」だったことが本当にツボにぶっ刺さりました!( ;∀;)


そっかー、飲むように食べてるんじゃなくて、めちゃくちゃ味わってたんですね、煉獄さん!!


で、この大喰らいである煉獄さんのお食事シーンは後にも先にもこれっきりなのですが、


好物はサツマイモ。

そして好物を食べるときは「わっしょい」ということが公式で言われています。

(キャラクターブックに記載された情報なのですかね?)


それが、この前放映されたフジテレビの土曜プレミアム「第二夜」の最後、大正コソコソ噂話にて、煉獄がイモ食って「ワッショイ」言うてるところが放映されてたんですよ…!


ありがとおおおおおおおお。・゚・(ノ∀`)・゚・。www


ちなみに、このわっしょいネタをしょうもない漫画にして描いたことがあるので、ついでにリンク貼っときますね(;^ω^)宣伝

【鬼滅の刃漫画】煉獄さんと禰豆子




《楽しみにしていたその2》


「穴があったら入りたい!!」


これもまた台詞になるのですが、


こんなにカッコイイ「穴があったら入りたい」を聞いたことがない!!!!www


煉獄さんは名台詞が多いんですよ。


その前にデカい声で呟く「よもやよもや」も煉獄さんを端的に表す言葉としてファンの間で有名です(笑)



ちなみに車両でのシーン。


色々分かりにくい場面が多かった気がするので勝手に解説していきます。



まず、炭治郎が真っ先に目覚めた後も他のみんなは眠ったまま。起こすべく、禰豆子に縄を燃やしてもらいます。


この縄は、斬ると夢の中に侵入した人間ともども永遠に眠ったままになるというリスクがあるのですが、それを無意識に感じ取った炭治郎は禰豆子に燃やしてもらうことで対処します。


しかし、まだ皆は目覚めない…


善逸と伊之助はゆすって起こそうとする炭治郎ですが起きず(煉獄さんはなんだか放置されてるっぽくてワロタw)

しょうがないので単身、先頭車両へ向かい、魘夢と対峙します。


そこで一度は魘夢の首を切り落とすのですが、魘夢は既に「汽車と融合した」後。つまり、魘夢の本当の頸を斬らなければ倒せないことが分かったのです。

汽車に乗っている人々は全員人質であり、放っておけば皆殺される…。それを聞いた炭治郎は慌てて駆け戻るわけです。



その頃、ようやく目覚めた御一行。実は皆を起こすために禰豆子が術に使われた切符を燃やしていたんですね。


切符を燃やすと夢から覚める。


これは漫画の本編には描写がなかったのですが、コミックスの「大正コソコソ補足話」で語られています。

(映画にその描写があったかな…?)



そこから目覚めた後の煉獄さん。


めちゃくちゃ格好いい…!


恐ろしいほど状況把握が速く判断力もずば抜けており、すぐさま平隊士のかまぼこ3人に指示を出します。


炭治郎と伊之助は鬼の頸(つまり弱点)を探せと命じ、

禰豆子と善逸(まだ寝ぼけてる)の様子も確認して戦力になっていることを把握。その上で8両編成の車両に人質としてとられた人々を誰一人死なせないことを最優先に動く煉獄さん。


柱としての技の錬磨もさることながら、指揮官としても非常に有能ですね!


その点は孤高の剣士(コミュ障)の義勇さんとはまったく違います!www




《楽しみにしていたその3》


魘夢を倒した後、傷ついて動けない炭治郎に呼吸の指南をする煉獄の厳しさと優しさ。

漫画での表現は、とにかく煉獄さんの台詞は爆弾の吹き出しが多く、デカい声で叫んでいるような描写が多いのですが、倒れた炭治郎へ語りかける台詞は、ただの丸い吹き出し。しかし、逆に柱として鍛え上げてきたからこその凄みや厳しさが垣間見えます。



特に「集中」と言いながら炭治郎のおでこをトンとする場面がめちゃくちゃ好きです!


その後、呑み込みの早い炭治郎に向ける笑顔も最高…!(´;ω;`)ブワッ


是非、漫画読んだことがない方はここらへんの秀逸な描写を漫画でもご堪能ください。



そしてそして、

この後に登場する猗窩座との会話は、それまで浮かべていた笑顔(煉獄さんは常に口角が上がってる)が消え失せ、爆弾だった吹き出しも大人しくなり、超絶冷静に言い切ります。


「初対面だが俺はすでに君のことが嫌いだ」



ここらへん、弁当食ってるときから車両内で技出しまくってるときまでの勢いから打って変わって静かなのですが、


逆に強い「怒り」を感じました。



煉獄さんは代々鬼殺隊の中核を担ってきた一族であり、悲しい経緯から入隊した者とは根本的に異なっているはず。


しかし、罪のない人々や同志たちを死へ追いやった鬼への怒りは、既に頂点に達していることが分かります。


そして、彼らの意思を受け継ぐ者として命を賭ける強い決意。

淡々と猗窩座の勧誘を撥ね退け戦うシーンは圧巻です!



《楽しみにしていたその4》

戦闘シーン。炎の呼吸アニメーション!


今回非常に楽しみにしていた炎の呼吸の描写ですが、

車両内での戦闘シーンも含め、お腹いっぱいに楽しめたと思います。


個人的な理由で、今回劇場の一番前の座席だったので、あまりの凄さにのけ反りながら観ました(笑)

炎がわっと咲く描写もすごくきれいだったし、猗窩座との戦闘では「赤(煉獄)」と「青(猗窩座)」の閃光が暗闇の中で飛び交う映像も本当に素晴らしく、アニメーターさんたちの仕事に驚嘆します。


漫画では、コミックス8巻、第63話の激しい戦闘から、第64話に移行した時点でいきなり煉獄さんの負傷しているシーンに切り替わっており、

そこんとこをもう少しkwsk~~~(;´Д`)って思っていたので、戦闘の過程がきっちり描かれていることにも満足。


そして、負傷した後に再び彼の燃え盛る炎がほとばしり、

「俺は俺の責務を全うする!」

と最期まで輝かんばかりの命の炎を燃やし続けたところは本当に涙がでます。


それを見ていた炭治郎、花江夏樹さんの演技も迫真で、同じ見る側の観客の気持ちとリンクして「煉獄さん…!(´;ω;`)ウゥゥ」となるところでは場内のそこかしこですすり泣きが…!!!


ぶっちゃけて言いますと、

こういった気持ちがリンクしてしまう良い映画を鑑賞すると、私は劇場から出たとき「ゼエゼエ」息切れしてしまうんですわwww

手に汗握りすぎて疲れ果てて映画館を後にするという…(;^ω^)


お前はいつ戦っとったんかーい!という突っ込みが入りそう(爆笑)



ということで、煉獄家のことを書きたかったのですが長くなりすぎるので次回に続けようと思います。


語ることは、まだある!(笑)


ではでは。