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はなねこ

Tom Sawyer Spirit (冒険家魂)

2020.10.22 06:40

女なのに、昔から冒険が好きです。


学生の頃からバックパックで自分でルートを決めて気ままに旅をするということをずっとやってきました。

中国まで船に乗り、中国からインドまでヒマラヤを越えて陸路で旅したこともあります。

(西遊記みたいでしょ!)


なんで今世は男に生まれなかったんだろう⁈なんて思ったりすることがあります。

もちろん女性でもある程度のワイルドな旅や冒険はできるのだけど

海パン一枚でキャンピング用品担いで谷や海を越えていく体力があればなぁ…と。

(ガッツの足りない夢見る女旅人の言い訳なのかもしれませんが。)


西表島に行ったことがある方はご存知だと思いますが、西表島には島全体を車で1周することができません。

西表島南西部地域は未開ゾーンで、道路がなく、集落も人っ気もなく、リーフも途切れてどこまでも深く青い外洋と断崖絶壁が続き、船でしか入れない場所。

いわばジャングルの息の根が聴こえてきそうな、秘境と言えるでしょう。


その道なきところに、鹿川湾(かのかわわん)という誰にも汚されることのない美しい桃源郷のようなディープブルーが広がっているらしい。

いつか行ってみたい!そんな憧れの思いが俄かにふつふつと湧き上がっています。

人はなんでそうゆう場所にロマンを感じるのでしょうか。


道がないその未開の南西部を、文明の力を使わずして自分の体力と気力で泳ぎ、よじ登り、這いつくばり歩きながら島を一周する、そんなアドベンチャーがいつかやってみたいです。

そんなツアーはないようですが(そりゃないか)、やったことのある強者は(女性も)沢山いるそうです。

ただ40代のうちに行っとかないと体力的に厳しそう。


相方に提案したら、即効却下されました。

相方はいかに楽をして最短距離でゴールにたどり着くか(ゴールしか見ていない)

私はいかに目的地までの険しい道のりを乗り越え、寄り道したり迂回したりして楽しむか(ゴールはどっちでもいいっていうか途中で変わったりする 笑)

と全然違うタイプなんですよね。


いつももうすぐ目的地に着くという寸前で萎えたりへこたれる相方、そしてキレる私。

先日もリーフの切れ目までもうすぐあと50mくらいというところで見えているのに、もう潮が引いてきたから引き返えそうとか意味のわからないことを言うので、なんでここまで来て引き返すの?と海の中で夫婦喧嘩。


こんなことはしょっちゅうで、それでも男か!と今まで海や山の中で数十回は叫んだかも(笑)

慎重過ぎる相手のお陰で、私は命拾いしているのかもしれないけど。

いつも旅をする度に、成田離婚(ならぬ関空離婚)寸前です。(汗)


次回の西表島は未開の南西部を攻めたいな〜。

サバイバル技術と体力を鍛錬しないといけません。

余韻に浸りながら、次回のプランを練ります!