【ENS3位】セッティング編
急遽ハードテールでの参加となり、そのセッティングをご紹介いたします。
■BIKE
SPECIALIZED S-WORKS FUSE 27.5
(サスペンションは130mmトラベル)
え!イマドキ27.5!?
と言われそうですが、私はコチラのバイクは本来登山道などのトレイルスペシャルバイクとして使っているため、27.5インチで乗っています。
私の良く行くトレイルだと、担ぎ上げなどがとても多く、29インチの長い全長が担ぎで邪魔となってしまいます。
でも、日頃お客様へは、そんな使い方をされる人の方が稀なので、29をオススメしてしてますよ。
未だに「身長が低いから26又は27.5でー・・・」とおっしゃられる方はとても多いんですけど、たぶん29に乗っている方と一緒に山へ行けばそんな考え方はすぐに無くなる事でしょう・・・。
余談はさておき、
今回は私の乗るFUSEをダウンヒル仕様にするためにセッティングを見直しました。
■タイヤ→ダウンヒルパターンのスペシャライズドのブッチャーへ
元々は転がりの軽いトレイルタイヤが付いてましたが、ダウンヒル選手の藤田翔也くんのススメでブッチャーへ。
■サスペンション→プログレッシブ効果を高めるためにボトムレストークンをトレイル仕様から2個追加
↓写真はトークン6つ付いてますが、結局5つで落ち着きました
■ハンドル→交換して幅は760mmへ(トレイル用は720mmくらい)
ハンドル高さは+5mmアップ
■ペダル→フラットからSPDへ
元々ビンティングの方が得意なので、レースとなればビンティングです。
かすかに残るローディーの意地?笑
↓ペダルのピンが一つ無くなってますがご愛嬌で笑
以上
ナゼここまでセッティングを変更したのかというと、大会4日前にパノラマに行き試走がてら走ってきたのですが、とにかくパノラマのハイスピード&ギャップの多さには、登山道スペシャルのFUSEからは終始悲鳴が聞こえました。
サスペンションは幾度となくフルボトム。
ダンパーやエア圧のセッティングでは到底どうにもならない状態で、走ってて苦痛でした。
ほとんどボトムしまくってる状態で走っていたため、ハンドルもとても低く感じ、乗りづらいのなんのと…。
パノラマに行く前にビンディングには変えていたのでそこは全く問題なし。
※ペダルに関しては私が元々ビンディング派ってなだけで、フラットで速い人も多く居ます。
そんなこんなで落ち着いたセッティングですかね。
来月のENS富士見高原でもNEWフルサスが間に合わないことは確実なので、またこのFUSEで走ろうと思っています。
でも11月末からはみやざきフレンドでもトレイルライドを企画していくので、その時にはまたセッティングを元に戻さないとですね・・・。
「同じバイクでも、用途が違えばセッティングも異なる」
MTBは奥が深いです。
私ももっと勉強しなくては・・・。
とはいえセッティング変更だけでもかなりの用途に対応できるスペシャライズドのFUSEは、本当に「万能バイク」だな、と思います。
はじめてのMTBとしては多くの方にFUSEをお勧めしているのは、まさにこんな理由です。
本当にいいバイクです。
最後に余談ですが、
試走日は雨でしたのでゴーグルレンズにはティアオフを装備しておりました。
薄いフィルムが何枚にも重なっているレンズをゴーグルレンズに被せて固定します。
ゴーグルに泥が付着して汚れたら、その薄いフィルムを剥がして捨てる事で綺麗な面が表に出てくるのです。
そうする事で視界良好な状態で走ることが可能です。
エンデューロレースでも、もしマッドコンディションであれば、各ステージスタット前にめくっておけば良いと思います。
当然!その日は剥がしたフィルムはポケットに入れて走ってましたよ!!笑
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「みやざきフレンド」
電話:042-306-9973
住所:1830045 東京都 府中市美好町2-1-9ジュネス1F
営業時間:12時〜20時
定休日:毎週水曜日
臨時休業:お客様とのレース帯同、イベント参加の際にはお休みになります
その場合はHP、SNSでご案内いたします
メール:miyazaki_frend[at]outlook.jp [at]を@に置き換えてください