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MTBのマッドコンディション後のメンテナンスについて

2020.10.31 12:00

これだけドロドロの中走ると、あらゆるところに泥は入ってます。


すぐにやってもらいたい作業をピックアップしました。


【洗車と注油】

まずは外側の清掃です。

そして、注油。

これは流石にご自身で最低限できないとですね。


【水抜き】

フレーム内部に水が溜まってるはずです。

シートポストを抜いて裏がしにすればいいんですが、ドロッパーポストが付いてるとやりづらいので、フロントフォークを抜くか迷うところ。

どうせヘッドのベアリングをグリスアップするならフォークを抜いてる状態で安全に保管出来るなら、そうした方が良いかもしれませんね。

スペシャのカーボン製トレイル&エンデューロバイクにはSWATドアという収納システムがあって、そこを開けておけば簡単に干せます。

【各部グリスアップ】

①プーリー

プーリーのベアリングはだいたい中のグリスが泥と入れ替わってるので、走行の度にやってほしいです。


②ヘッドベアリング

水(泥)が入ったまま放置すると錆び付いて動かなくなります。

気がついたらゴリゴリとした感触になってるかも?

③ハブ

ハブは費用的にかなり負担になってしまうのですが、最低限フリー部分の清掃だけでもやった方が良いかと。


【その他要チェックポイント!】

ブレーキパッドの残量確認をお願いします。

ホントにあっという間に薄くなってます。新品と比べれば一目瞭然。

ヘビーユーザーでなくとも、一般人の方がブレーキを使う頻度が高いので、例えば王滝のレースだと1レースで新品のパッドが寿命を迎える方もいらっしゃいますよ。(ホントです)

ちなみにメタルパッドユーザーなら、ローターの厚さも時折り確認しておきましょうね。

だいたいの感覚ですが、通常パッドの交換3回目でローターの寿命が来ているはずですが、メタルだと2回目でも結構キテるはず・・・。


☆ハードユーザーの方へ☆

CJを走っていたり、毎週のようにふじてんやパノラマを走っている方は特にメンテナンスも頻度を高めましょう



【ブレーキフルードの交換】

マッドコンディションで走る方はブレーキフルードも汚れやすいので、少なくとも年1回のブレーキフルード交換をお願いします。

CJなどフル参戦されてる方なら、シーズン半ばでもやった方がいいです。

ブレーキフィールが生き返ります。

【サスペンション】

アウター内の清掃は年2回。

フルオーバーホールは1回が最低限でしょうか。


以上が、マッドコンディションでのバイク使用における注意点です。

もちろん以上の内容がしっかりできている方の方が少ないのですが、

出来ていないとどうなるか?


👉壊れます


壊れたら交換するしかありませんので、出費は大きくなるばかり。

しかも機材が壊れかけている状態で使っている期間は。本来の機材のパフォーマンスは出ていませんので、レース結果に影響が出てくると思います。


ぜひ細かいメンテナンスを心がけ、スムーズに動く機材で気持ちよく走りましょう♪

お問い合わせ先

「みやざきフレンド」

電話:042-306-9973

住所:1830045 東京都 府中市美好町2-1-9ジュネス1F

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