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トランペット奏者 大友拓哉ウェブサイト

ノイズ

2020.10.22 13:06

トランペット演奏しているとどうしてもノイズ(雑音)が入ってしまう時ありますよね。



今回はノイズの原因と対策について深掘りしていきたいと思いますので、よければ最後までご覧ください!




●原因

息の流れが不足している事が考えられます。


『息の量』ではなく、『流れの量』と記載した事には理由があります。



●トランペットの息の通り道は狭い


ご覧の通り、息の通り道は非常に狭いです。


こんな狭い穴に、


『息が足りないからもっと息を入れよう!エイヤーー!!!』



と思い切りいれたらどうなるか、容易に想像つく思います。



息が渋滞して詰まります。結果、流れは足りなくなりノイズは残り続けます。




●どうしたら良いの?

ここでポイントになってくるのは『支えのある息』です。



風船で例えてみます。



空気でパンパンになった風船をパッと手を離すとどうなるでしょう。








びゅるるるるるるるるるるるるるる.............






アンコントロール。制御も秩序もない、スラム街のような荒れ狂い方をすると思います。





大友推奨は、空気パンパンの風船を一定のスピードにコントロールしながら出すやり方です。





●『支え』とは何?

反対方向の力を加える事だと思います。


突然あなたに向かって丸太が倒れてきたら、とっさに反対方向に押し返しますよね。それです。




トランペット演奏でいう『支え』は、息というアクセルに対し、場面にあわせお腹でブレーキをかけることだと考えます。



これの比率を間違えると不具合生じますが、その日のコンディションや音をよく観察し、適宜調整です。



吹き始めてから、吹き終わるまでが一定の息を、お腹を中心にコントロール

ちっこい穴に効率よく息が流れる

流量が得られ、ノイズなくなる




上記が大友式ノイズ撲滅大作戦の全貌です。







いかがでしたでしょうか。


本日のレッスンで題材にあがったので、掘り下げてみました。



もしノイズで行き詰まっている方いましたら、是非お試しください!