【100切り講座 第25回】マネジメントに迷ったら!?
マネジメントを考える時に「攻め」か「守り」の二択が挙げられますが、当然その中間の選択肢というのもが幾つもあり、迷うこともあるのではないでしょうか?
例えば、
「ラフから打つ場合」はどう考えますか?
距離は欲しいけど、無理をするとチョロにもなりそう。。。
距離優先と考えるのが「攻め」です。例えばユーティリティで綺麗に打てれば距離は出ますが、ラフに負けるとチョロかもしれません。
脱出優先というのが「守り」です。例えばサンドウェッジを選択すれば、少々のラフに負けることはありませんが、とうぜん距離は出ません。
似たような状況はよくあります。
・林から打つ場合
・フェアウェイバンカーで少し顎が高い場合
・正面に木がある場合
○林から打つ場合は、真横に出すなど、なるべく安全な方向へ出したいが、距離もある程度欲しい、、、
○フェアウェイバンカーで顎が少し高ければ、脱出はしたいけど、距離も欲しい、、、
○前に木がある場合、ウェッジで打てば高さは問題なく超えるけど、距離は出ない。なので多少は距離がでるクラブを選択したい。
この様な場合、上級者であれば経験からどの番手が適切かを判断します。
しかし、初心者さんが適切に判断するというの難しいですよね??
さて、ここで私が不思議に思うことですが、
適切な番手を選択することが「難しい」「分からない」と言いいながら、
「攻め寄り」な選択をしていませんか??
その結果、
顎を超えなかったり、またラフに捕まったり、木を超えなかったり。。。
例えですが、
自動車の運転中、路地で四ツ角を曲がる際、前後輪差を考え曲がりますよね?ご自身の車であれば、ある程度は適切なラインで曲がれるのではないでしょうか?
しかし、普段乗りなれない、大きな車やトラックなどに乗ったとしたらどうでしょうか?「適切」がよく分からないから、安全に大回りをするのではないでしょうか??
ぎりぎりを攻めたりしますか??
なぜ、ゴルフでは「難しい」「分からない」と言いいながら、「攻め寄り」な選択をしているのでしょうか?
初心者なんだから分からなくて当然です。分からないことを受け入れましょう。
少し顎が高ければ確実に脱出できるクラブ選択を、
前に木があれば確実に超えることができるクラブ選択を、
そして打った後、余裕を持って超えたのか?それともぎりぎりだったのか?を確認すれば「分からない」が「分かった」に変わります。これが、経験です。余裕があれば次回は一つ番手を上げてもよいかもしれません。
マネジメントに迷ったら、大型トラックで曲がることをイメージしてみてください。
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【目標】
主に100切りをしたい、安定させたい初心者さん向けへの記事です。ストイックなことは私自身苦手なのでその様な話はしません。目標は、難易度の低いコースの白ティーから100切り安定です!!
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